Climb every mountain

大自然の中にいるのがいちばん落ち着きます。40代後半からセミリタイヤ&節約生活をスタート、毎週のようにお山に登っています。

『はじめてのヒマラヤ登山』 ~オンナ5人がヒマラヤ・デビュー! 楽しくも過酷な体験記~

楽しく再読した1冊、『はじめてのヒマラヤ登山』(”目指せ、ネパール”登山チーム著、2013年、誠文堂新光社刊)をご紹介。 登山ガイド、画廊職員、主婦、看護師、フリーライター、登山ガイド、というそれぞれ違った背景を持つ女性5人が、期間限定でチームを組…

春を呼ぶ花 ぴかぴかの福寿草

2週連続で雪山中止。しかし、今週末は実際に開けてみたら結構な好天だったような状況で、ちょっとフテクサレ気味。金曜夜の時点では猛烈吹雪きと強風予報。それで自分たちで判断したのだから仕方ないのだが。。 他の山に登るというメンバーと別れて、自分は…

はちみつで歯磨き? 目くるめくはちみつの世界「ひとさじのはちみつ」

風邪ひき中に読んだ本、3冊目。「ひとさじのはちみつ 自然がくれた家庭薬品の知恵」(前田京子著 2015年 マガジンハウス刊)昨年新聞の記事で見つけ、これは良い!と取り入れているはちみつウォーター。甘い飲み物は苦手なのだが、これは体にすっと馴染み、…

稲垣えみ子さん本第2弾「アフロ記者が記者として書いてきたこと。退職したからこそ書けたこと。」

風邪ひき中に読んだ本、2冊目。 「アフロ記者が記者として書いてきたこと。退職したからこそ書けたこと。」(稲垣えみ子著 2016年 朝日新聞出版)先日読んだ「魂の退社」がめちゃくちゃ面白かったので、第2弾として読んでみた。 annee.hatenadiary.com朝日新…

「必要十分生活」に憧れる 

風邪でおとなしくしていた数日、久しぶりにゆっくり読書を楽しむ。 1冊目は「必要十分生活」(たっく著、2015年 大和書房)。自分は持ち物が少ない方だと思うが、世の中のシンプリストやミニマリストの生活は桁違いだなぁと驚かされる。この著者もこだわりぬ…

「魂の退社」 会社を辞めるということ 稲垣えみ子

(元)朝日新聞の”アフロヘア記者”で有名になった稲垣えみ子さんの「魂の退社」(2016年 東京経済新報社刊)を読んだ。おもしろかった! 自分と年齢が近いため、育った社会環境や時代の流れ、モノの価値感(というか、そう教えられて育ったコト)にとても共…

高尾山 シモバシラの”氷の花”

全国的に最強寒波がきているこの週末。寒いのは嫌いだが、この時期ならではの楽しみが、高尾山の”氷の花”。 (2015年1月撮影)シモバシラはシソ科の多年草。茎は冬になると枯れてしまうが根は水を吸い上げ続ける。外気温が氷点下になると吸い上げられた水が…

「預言者」 The Prophet カリール・ジブラン

カリール・ジブランの「預言者」を久しぶりに手に取る。(1984年 至光社 佐久間彪訳) 愛は愛自身のほか何も与えることなく、愛自らしか受けることがない。 愛は所有せず、また所有させない。 愛は愛だけで十分なのだから。 愛しているとき、神が私の心のな…

「置かれた場所で咲きなさい」  渡辺和子さん逝去 天声人語より

昨年暮れに89歳で亡くなったノートルダム清心学園理事長 渡辺和子さんのことが、朝日新聞 天声人語で紹介されていた。 雪の朝、愛する父親が自分の目の前で凶弾に倒れる――。(中略)陸軍教育総監だった父渡辺錠太郎氏は昭和11(1936)年2月26日、…

やっぱり秀作 三浦しをん「風が強く吹いている」

今年の秋に箱根駅伝ミュージアムを訪れる機会があった。 annee.hatenadiary.comそのあとに猛烈に読みたくなったのがこの「風が強く吹いている」(三浦しをん 2009年 新潮社刊) 箱根駅伝を走りたい――そんな灰二の想いが、天才ランナー走と出会って動き出す。…

スーホの白い馬 ちひろ美術館・東京の展示より

先日、東京 石神井にある「ちひろ美術館・東京」へ行ってきた。ちいさきものはみなうつくしきこどもの頃、周囲から愛情をもらってきたんだな、と思い出される。そんな風に思うことができるならば、それは人生の素晴しいgiftだ。 annee.hatenadiary.com 併設…

なつかしくあたたかい気持ち ちひろ美術館・東京

寒い一日。東京 石神井にある「ちひろ美術館・東京」へ。 (「ゆきのひのたんじょうび」 HPよりお借りしました)いわさきちひろの絵を見ると、そのたびに、子ども時代を思いしみじみとした気持ちになる。あの頃はしあわせだったんだな、という気づき。そして…

号泣する準備はできている(か?) 「エースをねらえ!」

先日、テニス女子と話が盛り上がり、なぜか彼女の愛蔵版「エースをねらえ!」をお借りすることに。 「エースをねらえ!」は、自分世代の人間には思い出深い漫画のひとつではないだろうか。 自分は学生時代は超インドア派の人間だったが、中高時代、「エース…

元祖ナチュラル&シンプル ライフ 「長い冬」 ローラ・インガルス・ワイルダー

ふと図書館で目に留まり、久しぶりに「長い冬」を読んでみる。悪天候による、またもやの登山中止で ため息な気分だったのが、この本のおかげでなんだか浄化された気持ち。 (「長い冬」 ローラ・インガルス・ワイルダー作 谷口由美子訳 ガース・ウィリアムス…

pha 「持たない幸福論」 -働きたくない、家族を作らない、お金に縛られたくない-

pha(ファ)さんの「持たない幸福論」働きたくない、家族を作らない、お金に縛られたくない (2015年 幻冬舎発行)を読んでいる。著者は1978年生まれ。京大を卒業して就職したものの『できるだけ働きたくない』と感じて退職、定職には就かず、今で言うシェアハ…

服を買うなら、捨てなさい 地曳いく子

昨年から話題になっていた「服を買うなら、捨てなさい」(地曳いく子著 株式会社宝島社 2015年3月発行)を読んでみた。断捨離、シンプルライフ、ミニマリストと、時代は”持たない豊かさ”にシフトしてきている。 モノへの過剰な執着や、モノに振り回されるこ…

弱者でなく、敗者であれ

(キタキツネの兄弟 2015年 羅臼にて) 弱者は試合すら放棄している悲しい存在ですが、敗者はとてもすてきだと僕は思っています。負けたとは、チャレンジをし、勝負をした証なのですから。(中略) 勝者になる可能性があるのが、敗者なのです。永遠に試合に…

ほんとうの贅沢 吉沢久子(その2)

吉沢久子さんの「ほんとうの贅沢」(あさ出版 2015年発行)を読んでいる。 annee.hatenadiary.com心に残ったポイント(その2)は、足るを知る、ということ。

ほんとうの贅沢 吉沢久子(その1)

(アカシアの花。天ぷらにするとほんのり甘い)吉沢久子さんの「ほんとうの贅沢」(あさ出版 2015年発行)を読んでいる。今年98歳、女性が働くことがごく珍しかった時代に15歳から仕事をはじめ、いろいろな職を経たのちに、家庭生活を支えながら生活評論家と…

考え方のコツ 松浦弥太郎(その2)

松浦弥太郎さんの『考え方のコツ』(2014年 朝日文庫)を読んでいる。覚書 その2は、「お願いごとの心得」。 annee.hatenadiary.com

考え方のコツ 松浦弥太郎 (その1)

松浦弥太郎さんの『考え方のコツ』(2014年 朝日文庫)を読んでいる。 思考術、想像術、コミュニケーション術、時間管理術、グローバル術、どの”コツ”も、なるほどなぁ、と思ったり、こんな風に考えることもできるんだ、と考えさせられたり。一番印象に強い”…

ウは宇宙船のウ 萩尾望都展、その後

(唯一手元に残した本より、『みずうみ』)GWに家人と出掛けた『萩尾望都展』 annee.hatenadiary.com心から楽しんだこの展覧会を友人たちにもぜひ見て欲しいなと、メールをしたり、手紙を書いたり。足を運んでくれた友人たちから、素晴しかった、との感想をい…

ウは宇宙船のウ 萩尾望都展

吉祥寺美術館の「萩尾望都SF原画展 宇宙にあそび、異世界にはばたく」を家人と見てきた。駅から徒歩3分程のコピス吉祥寺、7階にあるこの美術館は武蔵野市立。なんと入場料100円。 小さい美術館だから大きな期待はせずに行ったのだが、思った以上に見応えが…

常識にとらわれない100の講義 森博嗣

まじめなようで、ちくっと毒のあるユーモアが楽しく、最近、森博嗣さんの本をいくつか読んでみている。(「常識にとらわれない100の講義」2013年 大和書房)

ホビットの冒険(J.R.R.トールキン) に勇気をもらう

トレーニング中に無理をして腰痛発生。はじめは軽症だったのに、ちょっとした油断が仇になり二次発生。 久しぶりに『、っ、やってしまった・・・』という状況で、いろいろがっかり中。。

働くことはつらいこと 森博嗣「孤独の価値」

4月に入り、黒いスーツの新社会人、新入生が、ターミナル駅に溢れかえっている。 みんな、少しの緊張と大きな希望を胸に、新生活をスタートしたことだろう。 ぜひ楽しんで、チャレンジして行って欲しいし、うまく行かないときは落ち込んだってよいと思う。

いのちのエール 佐藤初女さん

田口ランディさんの「いのちのエール」-初女おかあさんから娘たちへ‐(2015年 中央公論新社)を読んだ。

気が早いようだけれど、夏山に向けて

風邪が抜けきれず、今日は起きたり寝たり、時々読書。 宮部みゆきの「淋しい狩人」(2001年 新潮文庫)が今日のお供。

今日もていねいに。 松浦弥太郎

松浦弥太郎の著書「今日もていねいに。」(2012年 PHP文庫)を読み返している。

幸せに生きる秘訣 その2

(ミルフォード サウンド 2014年NZ旅行より)本田健さんの著書について触れた。