春の幕開け 高尾山ゆるゆるハイキング
週末は恒例の高尾山ハイキング。
花を探してゆっくり歩き、途中の城山では暖かい汁物でも作って、下山後にお蕎麦で〆る、というゴールデンコース。
心配だったお天気も好転し、おだやかな日差しの下、のんびり歩くことができた。
がっつり歩きが好きだった自分が、少し前から、メンバーと一緒にのんびり楽しく歩けることを大事に思えるようになってきた。
「自分」と「みんな」、のバランスが、変わってきた。
楽しい時間をメンバーみんなで共有していけたらなと、今は思う。
高尾山はスミレの宝庫だそう。
自分が識別できるのはごくわずかだけれど、「花びらの色がちがう」「入っているスジが違う」「葉の形がちがう」等々言い合いながら歩くのは楽しい。
去年と今年とでは、気温も違う、咲いている場所によっても違う、個体でも違う・・・、何一つ、同じことは無い、とすんなり思えるのも楽しい。
高尾山が好きだった亡き友のことを、今はみんなで笑いながら語り合えるのも楽しい。
見たかったハナネコノメソウ、名残の最後に間に合って、皆でカメラに収める。
下山後は、無事、いつものお蕎麦屋さんにすべりこみ、名物のとろろ蕎麦で締めくくった。
友を偲んではじめた高尾山詣も今年で7年。
残るメンバーも皆それぞれ変化を迎えているけれど、こうして笑顔で集まれる。
何よりだね。