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Climb every mountain

大自然の中にいるのがいちばん落ち着きます。40代後半からセミリタイヤ&節約生活をスタート、毎週のようにお山に登っています。

いのちのエール 佐藤初女さん

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田口ランディさんの「いのちのエール」-初女おかあさんから娘たちへ‐(2015年 中央公論新社)を読んだ。

森のイスキア主宰の佐藤初女(はつめ)さんの活動は、龍村仁監督のドキュメンタリー映画「地球交響曲ガイアシンフォニー)第2番」(1995年公開)で初めて知った。
すすめてくれた友人は『すごい人なの、お家を開放して、病んでいる人や苦しんでいる人に食事を出すのね。そのおむすびを食べるとみんな元気になるのよ』、とやや支離滅裂気味に説明してくれた。
・・・おむすび?、一体何のことなんだかと首をかしげながら映画館に行き、出てきた時は友人と同じように、説明できない感情で胸がいっぱいになっていた。

この「いのちのエール」には田口ランディさんが初女さんと交信した15年が語られていて、佐藤初女さんというひとりの人間の生き様をていねいに紹介しつつ、とりもなおさず田口さん自身の癒しと成長の記録にもなっている。

田口さんが初女さんから投げかけられた3つの小石。
「娘になりましょう」
「ことばを、こえてね」
「ぬか床」
初女さんの言葉と自分の感情との間を行ったり来たり何度もたどり、長い年月のうちにいつしか作者が自分を許し、解放していく様子は身につまされる。

いくつになっても気づきがある。
初女さんは、七十歳で森のイスキアを始めた。
なんだってできる。思えば叶う。
ゆっくりは、怖くない。怖いのは、止めてしまうこと。

佐藤初女さんは病のため、今年2月に94歳で他界された。
「いのちのエール」にふれ、改めて初女さんの本を読んでみようと検索して知ったのだった。
全てのいのちには限りがある。
でも、気がついて、「する」と決めたら、遅いことは何もない。

ああ、ガイアシンフォニーをもう一度観たい・・・。

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