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Climb every mountain

大自然の中にいるのがいちばん落ち着きます。40代後半からセミリタイヤ&節約生活をスタート、毎週のようにお山に登っています。

ホビットの冒険(J.R.R.トールキン) に勇気をもらう

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トレーニング中に無理をして腰痛発生。

はじめは軽症だったのに、ちょっとした油断が仇になり二次発生。
久しぶりに『、っ、やってしまった・・・』という状況で、いろいろがっかり中。。
痛みで寝返りが打てない、トイレに起きるのに数分かかる、というレベルは数年振りで、もうこうなってしまうと、いろいろな事を諦めざるを得なくなる。明日の予定、直近の予定、1週間後の予定、下手をすると1ヶ月後の予定も。

20代、30代の頃は、この「諦める」ということが辛くて、本当に良く泣いた。
スポーツは積み上げの部分が大きいから、体調を崩すとゼロに近いところからまたこつこつ積んで行かなくてはならない。精力的にプレイしてるメンバーから体力、技術の面で突き放されたように感じ、それがとても辛かった。

齢を重ねるにつれ、「諦める」ことにはずいぶん寛容になってきた気がする。
もう、他人と自分を較べる必要はなく、自分が行きたい道をどう行くか、が大事と思えるようになってきたからかな。
とは言え、諦めなくてはならない物はたくさんあり、ちょっとため息が出る毎日だ。

昔から腰痛をおこすと、J.R.R.トールキンの「指輪物語」を枕元に積み、1巻1巻をゆっくり読み返してきた。こんな時にしか、物語にじっくり耽ることが難しく思えるくらいの、長い、長い、とても深淵な物語。今回は、「ホビットの冒険」からスタートしてみた。

瀬田貞二さんのすばらしい翻訳、寺島竜一さんの挿絵にはため息が出る。
そうして、トールキンの、人(といってもホビットとかドワーフ)の性善説を肯定してくれるストーリー テリングに勇気をもらう。
読むたびに、人生は苦難の連続だけれど、でも喜びにも溢れている・・、と光をもらえる、自分にとってはたいせつな宝物。


たまたま先日読んだ、宮部みゆきの「ペテロの葬列」にも、この「ホビットの冒険」、「指輪物語」が触れられていた。
こちらも大好きなシリーズで、作中に紹介されているのが嬉しかっただけに、今後の展開がとても気になるところ。