Climb every mountain

大自然の中にいるのがいちばん落ち着きます。40代後半からセミリタイヤ&節約生活をスタート、毎週のようにお山に登っています。

新緑の高尾山

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腰痛でほぼ1ヶ月封印していた山歩きをぼちぼち再開。リハビリ初めは、やっぱり高尾山でしょう。週末の混みあいを避け、6時半頃からゆっくり稲荷山コースを行く。

朝早い時間のお仲間は、歩きなれた健脚ハイカーやトレイル ランナーがほとんどでどんどん追い抜かされるけれど、今日は体に負担をかけず歩くことを目的に、ていねいに登ってみる。爽やかな風と新緑が気持ちいい。鳥たちの恋の季節なので、きらめくようなさえずりがあちこちから聞こえてくる。こんな風にのんびり歩くのはひさしぶり。ちゃんと歩ける自分に戻ってきたことがすなおに嬉しい。

山頂までほぼコースタイムで歩けたので、もう少し足を延し、城山から景信山を回って帰ることにする。
一丁平ではチゴユリが可愛らしく咲いていた。城山の茶屋の付近はツツジが満開。「なめこ汁」の旗が誘惑的だが、また今度。

腰の様子は問題なさそうだが、股関節が痛みだした。うーん、この問題もあったなぁ、これからどうしようかな、ひとり悩みながら景信の最後の急登をえっちらおっちら登る。あらためて体力・脚力が落ちているのを感じるが、超回復のタイミングを見ながら、いくつか山に登ってみよう。ただ、股関節痛がなぁ。問題山積みだ。

10時過ぎに景信山を下り始める。晴れた山頂でお昼を食べる計画だろう、小さなこども連れのパーティ数十人ほどが登ってくるのとすれ違う。「えらいね、がんばって」と声をかけると、元気に返事が返ってくるのがほほえましい。ぐずっているこどものお父さん、お母さんはたいへんそう。みんな、がんばれ。

小仏バス停手前の川沿いはシャガが咲き乱れてみごとだった。
梅雨前のこの時期は、空気がさらっとしていて花も新緑も鳥の鳴き声も楽しめる。久しぶりに山歩きを楽しんだ一日。

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(景信の下りに咲いていたガクウツギ)