Climb every mountain

大自然の中にいるのがいちばん落ち着きます。40代後半からセミリタイヤ&節約生活をスタート、毎週のようにお山に登っています。

考え方のコツ 松浦弥太郎 (その1)

松浦弥太郎さんの『考え方のコツ』(2014年 朝日文庫)を読んでいる。
思考術、想像術、コミュニケーション術、時間管理術、グローバル術、どの”コツ”も、なるほどなぁ、と思ったり、こんな風に考えることもできるんだ、と考えさせられたり。一番印象に強い”コミュニケーション術”から覚書を。

コミュニケーションの基本①
僕が思うコミュニケ―ションの基本とは、いつも幸せな自分でいること。これこそ人とコミュニケーションをとる前提だと思います。(中略)大人として日々を過ごしていれば、悲しいこともあるし、つらいこともある。それを承知のうえでコミュニケーションのルールとして、自分の感情をコントロールする術を学びましょう。(中略)
自分の感情をコントロールする最良の策は「いつも幸せな自分だと考える」ことです。「いつも幸せな自分でいる」ことは難しいけれど、「いつも幸せな自分だと考える」ことは誰にでもできます。


コミュニケーションの基本②
コミュニケーションの基本として、自分らしい理念を人に伝えていくことも大切です。僕だったら「正直・親切・笑顔」という自分の理念があり、これをメッセージとして人に伝えていきたいと思っています。(中略)どんな人にもいつも同じ態度で接するというのも、とても大事な姿勢です。


コミュニケーションの基本③
コミュニケ―ションの基本の三つ目は、ごく当たり前なのに忘れがちなことなので、是非憶えておきましょう。それは、反射神経を鍛えること。相手に素早く反応する癖を体にしみ込ませておくおくということです。(中略)これは相手を待たせずに次のアクションに進ませてあげるという「与える行為」であり、早ければその場で仕事が終わるという「自分のメリット」でもあります。

友人でいつもにこにこ温和で、老若男女、みんなから人気のある人がいる。彼は、
①感情に浮き沈みがなく(感情がコントロールできている)
②いつも笑顔(誰にでも同じ態度)
③リスポンスが早く、約束したことは必ず守ってくれる(反射神経抜群)
で、コミュニケーションの達人だ。さらに、話す相手をさえぎったり批判したりせず、笑顔でうなずいてくれる聞き上手で、まさに鉄板。

自分だったらどうできるか。
①は「いつも幸せな自分だと考える」を実践してみる。
②は、「笑顔」と「あいさつ」、「ポジティブ」をメッセージとして目指そう。
③、これは比較的できていると思うけれど、さらに松浦さんの推奨する”「親切というおまけ」をつけた反応”を心がけてみたい。


長くなったので(その2)に続きます。

考え方のコツ (朝日文庫)

新品価格
¥626から
(2016/6/14 10:51時点)