ほんとうの贅沢 吉沢久子(その2)
吉沢久子さんの「ほんとうの贅沢」(あさ出版 2015年発行)を読んでいる。
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心に残ったポイント(その2)は、足るを知る、ということ。
自分に「足りないもの」ばかりを数え上げない
何度も言いますが、欲や嫉妬の感情は、あって当然のものです。
だから、突き詰めて考える必要はありません。湧いてきて当然の感情を否定したり、批判したりすることで、わざわざ自分を苦しめることはないのです。(中略)すでに持っているもの、できること、やってきたこと、身につけた技術や、家族、友人の存在をひとつずつ数え、それらが自分にあることを感謝したほうが心が豊かになります。(中略)
自分の手の中に、すでにあるものの価値を、もう一度確認してみてはどうでしょう。
もうこれで十分。
そんなふうに思える、自分らしい願いを持ちたいものだと思います。
足るを知る、ということ。
ある年月と経験を経ないと、この境地にはなかなか至らないものかもしれない。
けれど、先達のメッセージに心したい。
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