Climb every mountain

大自然の中にいるのがいちばん落ち着きます。40代後半からセミリタイヤ&節約生活をスタート、毎週のようにお山に登っています。

東北の山 八甲田山と酸ヶ湯温泉

8月も後半のある日、東北は青森の八甲田山(1584.6m)へ。
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足元に歴史ある酸ヶ湯温泉(すかゆ)を擁し、バス+ロープウェイで気軽に山頂近くまでアクセスできる100名山は、平らかな湿原に池塘や沼が点在し、高山植物の咲き乱れる、観光客も多いお山だ。

この時期、1600mたらずの低山は熱中症が気になったが、晴れ時々曇り空の歩きやすいお天気で、久しぶりに日本の夏山をのんびり楽しむ山行となった。
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北八甲田連峰の最高峰、大岳までは、ロープウェイを使えば1時間半の木道歩きと30分の登りで到着できる。
(自分たちは、酸ヶ湯から仙人岱経由、約4時間のアルバイトで登頂)

今回はじめて、大岳の先の井戸岳、赤倉岳に足を伸ばしてみた。
一見厳しそうなアップダウンは歩くとそれほどの距離はなく、ごつごつした噴火口や赤・黄・茶の色鮮やかな岩肌、みずみずしいアオモリトドマツの群生が楽しい稜線だ。
見下ろす湿原、北八甲田のゆるやかな山並みは、緑の濃淡のグラデーションで見飽きない。
紅葉のころはさぞかし見事な風景だろう。
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さて、登山のあとは温泉!
酸ヶ湯は、日本の伝統的な健康療法である「湯治」の場として、国民保養温泉地の第一号に指定されたという歴史のある温泉だ。
総ヒバ造りの大浴場、「ヒバ千人風呂」は、160畳もある大きな空間で、はじめて訪れるひとはきっとみんな驚くはず。
その広さはもちろん、高い天井、4種の温度の異なるお湯、昔ながらの混浴スタイルと話題のつきない温泉で、もちろん泉質もすばらしく、翌日はお肌がつるつるに。
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海外の山も楽しいけれど、日本の山もやっぱりいいなぁ。
気のおけない仲間と巡るお山ほど心弾むものはない。また、行きましょう!
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