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Climb every mountain

大自然の中にいるのがいちばん落ち着きます。40代後半からセミリタイヤ&節約生活をスタート、毎週のようにお山に登っています。

pha 「持たない幸福論」 -働きたくない、家族を作らない、お金に縛られたくない-

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pha(ファ)さんの「持たない幸福論」働きたくない、家族を作らない、お金に縛られたくない (2015年 幻冬舎発行)を読んでいる。

著者は1978年生まれ。京大を卒業して就職したものの『できるだけ働きたくない』と感じて退職、定職には就かず、今で言うシェアハウスを立ち上げてみたり、固定概念に縛られない生き方を模索したりと、その自由な生き方から、インターネットの世界では”スーパーニート”と呼ばれている有名人だ。

初めて著者のことを知った時は、脱力系と言うか面白い人が出てきたものだ、と珍しい生きものを観るような気持ち(失礼!)だったが、著書を読みその発信を目にするうちに、『うん、うん、そうなんだよね。今の時代って本当にそう』と強く共感を覚えるようになってきた。

今の日本は物質的にも豊かで文化も充実していて治安もいいのに、どんなに生きるのがつらそうな人が多いのはちょっと変じゃないだろうか。(中略)なんか、普通とされている生き方モデルがすごく高いところに設定されていて、実際にそれを実現できるのは全体の半数以下くらいの人だけしかないのに、「真面目にやっていればそれをみんな普通に達成できるはず」というプレッシャーが社会全体に漂っている気がする。(中略)

要は、多くの人が普通にこなせないものを「普通の理想像」としてしまっているから、みんなその理想と現実のギャップで苦しむのだ。そんな現状と合っていない価値観からは逃げていいと思う。

生きるうえで大事なこと

自身もサラリーマンとして働いていたときは、世の中の”こうであるべき”既成概念にどっぷり浸かり、というよりも自ずからその檻の中に自分を封じ込め、自分に対しても他人に対してもキリキリしていたような気がする。

自分にとって救いになったのは、山や海が好きで自然の中にいるととても自由に感じられていたこと、仕事や面倒な人間関係から逃げ出してでも大自然に触れるチャンスを優先しようと指向していった事かもしれない。

自分にとって大事なことを優先する。その他のことは、ある意味どうでもいい。
ちょっと乱暴なようだけれど、ある時期から、自分の中の価値観や優先順位がはっきりしていったのだと思う。

どう生きたいかは自分しだい。人生を俯瞰してみる

会社勤めが嫌だったら、違う形で収入を得る方法を考える。収入が低かったら、お金をかけない暮らしにシフトする。苦手でしょうがない人がいたら、フェイドアウトする。
従来型の価値観や理想を取り払ってしまえば、生きていくことはもっと単純になるはずだ。

「生きるのがつらい人が多い時代だ」ということを最初に書いたけれど、僕はそれと同時に「今は今までの歴史の中で一番なんでもできる自由な時代だ」ということも思っている。(中略)それは「人はみんなこう生きるべき」というメインの価値観の力が弱まって、価値観が多様化しつつあるからだ。(中略)


今の社会は生きるのに必要な物資や技術といったハードウェアは既にかなりなレベルで整っているから、あとは「どういう風に生きるか」というソフトウェアさえうまくインストールできれば、もっと伸び伸びと楽しく生きられるはずだ。

持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない (幻冬舎単行本)

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