上信越国境の秘境 秋山郷
鳥甲山(とりかぶとやま)と苗場山に挟まれた上信越国境の秘境、秋山郷。その昔、戦に敗れた平家の落人が住み着いたとされる、山深く自然味にあふれた場所で、信州の源流である中津川がとうとうと流れ、岩魚や山菜などの自然の恵みもゆたか。
先日泊まった秋山郷 雄川閣は村営の宿だが、黒光りする梁やつやつやした廊下、中津川を見下ろす露天風呂、さり気ない親切なもてなしがたいへん気持ちの良いお宿だった。
一階にあるラウンジには、地域の子どもたちの作った「秋山郷 紹介パンフレット」が。
秋山郷の特徴や、自然、名産について、手書きの文章と写真で説明されている。
これが分かりやすくて、とても素敵なのだ。
(山菜について)
(河原に湧き出る温泉について)
山の奥地にあり、アクセスにも時間のかかるお宿だが、久しぶりにほっこり、のんびりの滞在。こんなお宿をひとつ知っていると、ちょっとお宝な感じで嬉しいよね。