ようやく紅葉の見頃がスタート 1日目は磐梯山
雨で山行中止が続くなか、きれいな紅葉が見たくなって、急遽計画を立てる。
あるヤマビトが磐梯山と西吾妻山を繋いで歩いた報告をネットで見つけ、アイディアを真似させてもらうことにした。
東京から猪苗代湖へ。磐梯山登頂の最短ルート
10月10日(月)、早朝に東京を出発し、JR猪苗代駅からタクシー、ロープウェイを使い、磐梯山への最短ルートである翁島登山道の途中に取りつく。
ガスで真っ白、やや肌寒い。急登のルートは2か所ほどコブ付きトラロープの岩場があるが、それを凌げばあとはひたすら登るのみ。
ガスが切れると黄色や赤に色づいた樹々がぽこぽこと目に鮮やか。振り返れば、猪苗代湖が(これまたガスの間からだが)切れ切れに見え満足する。
3連休最終日と言うのにひとが少ないなと思っていたら、山頂で一気に老若男女の大混雑。山頂はやはりガスの中で展望がない。
猪苗代湖方面や明日登る西吾妻、安達太良の眺望を期待していたので残念だが、冷えないうちにと下山を開始する。
裏磐梯方面は登って来る人、降りる人がごった返し。しかし山頂を少し下るとガスが切れ、美しい紅葉と岩肌のでた噴火口の景色を楽しむことができた。
八方台方面分岐までの大渋滞をすぎると急にひと気が少なくなる。
ぶなの気持ちのよい樹林を静かに歩いて銅沼(あかぬま)へ。水酸化鉄で赤く染まり、沼に面した旧噴火口からは水蒸気が細く立ち上っていた。