Climb every mountain

大自然の中にいるのがいちばん落ち着きます。40代後半からセミリタイヤ&節約生活をスタート、毎週のようにお山に登っています。

紅葉の見頃はこれから 2日目は西吾妻山

五色キャンプ場で迎える朝

3連休の翌日、10月11日。空が明けてきたのを確認してツェルトから這い出す。
結露がひどくて寝床にはもう戻れないが、寝るのも飽き飽きしたのでテルモスをお供に朝の散策に出かける。

五色沼のひとつ、毘沙門沼はキャンプ場から歩いて3,4分。グリーンの水面に朝もやがかかり、なんとも幻想的だ。朝早い時間は、カモが朝食の狩りをしていたり、リスが横切っていったり。よく整備された探索路はのんびり歩きにちょうど良い。
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キャンプ場に戻り、ツェルトを乾かしながら朝食をとる。
今日はキャンプ場から5分ほどのところにあるロイヤルホテルから、グランデコ リゾート行きの無料シャトル バスに乗って西吾妻山へ。
バスの第1便が9時過ぎ出発なので、それに合わせてゆっくり秋の朝を楽しむ。

百名山 西吾妻山の”がっかり山頂”

ロイヤルホテルから無事シャトルバスに乗車し、グランデコのロープウェイで西大巓への登山道途中にとりつく。はじめはスキー場内、そのうちに歩きにくい泥濘の岩道になる。
西吾妻は磐梯山よりも北に位置し標高も高いため、紅葉がもっとすすんでいるだろうと思っていたのだが、なんだか昨日より青々している。
またもや人にあまり会わない登り道だが、西大巓からは猪苗代湖、昨日登った磐梯山安達太良山も良く見渡せた。
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ここから西吾妻の山頂へ。
噂で”がっかり山頂”と聞いていたが、本当に道の途中にある道標のような場所が最高峰。どうしてこうなっちゃんたんでしょう?
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山頂を確認した後は、歩きにくい泥と水溜まりを通って吾妻神社へ。更に、かもしか展望台、北望台、ロープウェイ山頂駅(天元台高原駅)へと下る。
青々した笹と金色の平原が気持ちが良いが、紅葉はどこに?、というくらいサッパリした風景だ。

ロープウェイ乗り場で聞いてみると、今年は山形側で特に雨が多く、日中の気温が低いままだったために紅葉が遅れているのではないか、とのこと。
西吾妻山より標高の低い磐梯山安達太良山の方が紅葉が進んでいるので、なんだか不思議なのだけれど。
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奥羽三大高湯、白布(しらぶ)温泉

ロープウェイの山麓駅周辺は奥羽三大高湯のひとつ、白布(しらぶ)温泉郷になる。
700年の歴史があると言う「西屋」、「東屋」は、立地も建物の新旧も、まるでお互いに競い合っているようで興味をひかれる。

今回は、帰りの便の都合上、日帰り湯を18時まで受け付けてくれる中屋別館 不動閣にお邪魔することに。
最上渓谷を望み、全長33mある“オリンピック風呂”はとても良いお湯だったし、予定のバスまで時間があると告げると、好きなだけゆっくりしてください、と温かいお言葉。
¥500で、二日間の疲れを洗い流す。
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★紅葉情報★
10月11日、体育の日前後で、磐梯山は紅葉の見頃スタート、西吾妻はまだまだの状況。
今週末、来週末あたりもチャンスがありそうです!



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