4度目の唐松岳は強風、途中撤退
3月の3連休を利用して北アルプス、唐松岳へ。
今年で4度目になるが、山頂からの圧巻の景色は筆舌に尽くしがたく、毎年でも登りたい山のひとつだ。
(昨年、2016年3月の唐松岳)
初日は八方スキー場のゴンドラ、リフトを乗り継いで、八方池山荘へ。食事がおいしく、お風呂もある、山”旅館”と呼びたい宿で、快適そのもの。この日は曇が重く、晴れ間が見られなかったが、ヤマテン予報に拠れば翌日午前中は青空が見られるはず。
しかし、夜半から暴風となる。
風が吹き荒れ、時々建物にどんっ、という衝撃がくる。風の音に何度も目が覚める。
アタック当日は6時に出発予定だったが、風が横に吹きすさび、雪を巻き上げる状況。しばらく様子を見ようと、30分おきに外に出て風を確かめるが、あっと言う間に体が冷えてしまった。
悩んだ挙句、8時少し前に出発。空が明るくなってきたので多少気持ちが楽になるが、それでも耐風姿勢の連続、景観は望めずと、苦行・・
体調不良者がでたこともあり、丸山ケルンで撤退を決める。
他パーティはそのまま登って行くひとたちもいるが、自分達は引き返した。特に危険な場所があるわけではないが、強風滑落の可能性はあるし、何よりこんな視界の中を登っても楽しくもなんともない。
しかしまあ、こうやって途中撤退すると、その後の疲労感(徒労感?)もまた半端ないものがある。しかも、翌日の祝日、ヤマテン予報をまたも覆して晴天、微風だったというのだから、もうがっかり、である。。
それなら山荘に2連泊すれば良かったな・・、と思っても後の祭りだ。
うーん、今シーズンはお天気イマイチの連続だ。
晴れ男・晴れ女のメンバーのみなさん! 次回はぜひ! お願いしますよ~(ほんと・・)