Climb every mountain

大自然の中にいるのがいちばん落ち着きます。40代後半からセミリタイヤ&節約生活をスタート、毎週のようにお山に登っています。

2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ヨーロッパ遠征中間報告3 コルティナ最難関のヴィア・フェラータ ”SCI Club 18”

ドロミテ最終日は、ファローリア山の”SCI Club 18”と言う、コルティナでは最も難度の高いヴィア・フェラータのルートに挑戦。朝起きると朝日が差し込み、幸先が良い。リフトは利用せず宿から徒歩で取り付きまで移動し、クライミングシューズに履き替える。 …

ヨーロッパ遠征中間報告2 トファーナ山(3,244m)からヴィア・フェラータ

イタリア ドロミテのトファーナ山で初ヴィア・フェラータ。 街中にあるリフト乗り場から、1,227mから3,244mまでリフトを3本を乗り継いで一気に上がる。 高度に反応して、こめかみやおとがいの辺りに圧迫を感じる。絶壁の岩壁にはワイヤーが固定されており、2…

ヨーロッパ遠征中間報告1 ドロミテ ジアウ峠(Passo Giau)からラゴ湖(Lago Federa)をハイキング

イタリア6日目、今日はドロミテでハイキング。コルティナからバスで45分程のジアウ峠(2,263m)へ。 ぐるりと岩に囲まれながら、お花の咲き乱れるゆるやかな道をのんびり歩く。 牛や馬が放牧され、のどかな絵を作っている。広がる平原に、たくさんの小さなエ…

臼蓋形成不全、その後と遠征前夜

明日からヨーロッパ遠征という夜、先輩からメールをもらう。『(前略) 股関節の調子はいかがですか?無理はせずに楽しんできて下さい。お天気と無事の登頂を祈っています。』打ちのめされていた臼蓋形成不全について、初めて相談することができた先輩だった…

「戦うお坊さん!?」 能楽資料センター公開講座

武蔵野大学 能楽資料センター公開講座の「能・狂言とゆかりの寺」第1回目を聴講した。昨年、武蔵野大学教授の三浦裕子さんが主宰するこのセンターの活動について知り、以来、面白そうな講座や催し物にはせっせと足を運んでいる。 今年度初回はワキ方宝生流能…

山と山の間に美味しいもの 蕎麦・岩魚・山菜

平ヶ岳、会津駒ケ岳の二座登頂の前後は、地元の美味しいもの尽くし。魚沼の「そば処 薬師」でお昼。古民家調の店内は天井が高く、藁靴や藁蓑、昔の農耕具が飾られ風情がある。看板はへぎ蕎麦だが、先日の八海山帰りにも食しているので、ここでは冷やしたぬき…

3週連続、上越の山へ  2日目は会津駒ケ岳

平ヶ岳から足をのばし、会津駒ケ岳にも登ってきた。(会津なので、上越の山では無いのだが、水気の多い山の雰囲気や植生は似ている)annee.hatenadiary.com会津駒は20年近く前に登ったことがあるのだが、その時は雨と霧の中の登山だった。今回も雨だったら登…

3週連続、上越の山へ 平ヶ岳

梅雨の天候で判断に悩んだが、予定通り上越の山へ。 平ヶ岳は大らかな山容と無数に広がる池塘、高山植物の豊かさで有名な日本百名山の一座。『百名山中、日帰りで登るには最もタフ』と言われるロングルート、鷹ノ巣尾根コースが定番だが、今回は贅沢にも”プ…

パッキングに四苦八苦 ヨーロッパ遠征に向けて

(懐かしのネパール、ロブチェ ”シェルパロッジ”のパンケーキ)間近に迫ったヨーロッパ遠征。スーツケース+ザックに三週間の荷物を詰め込むべく、出したり入れたり、減らしてみたりと四苦八苦。 何しろ、蒸し暑い日本を出発し、イタリアでは夏装備でヴィア…

能楽のすすめ その4

観世流能楽師 山中迓晶さん講師による、能・狂言の市民カレッジも今回で終了。最終回は大蔵流能楽師 狂言方の善竹大二郎さんをお迎えし、改めて、能と狂言の成り立ち、関係を学ぶ。annee.hatenadiary.comもともと、狂言方の野村萬斎さんを取材したNHK番組、…

服を買うなら、捨てなさい 地曳いく子

昨年から話題になっていた「服を買うなら、捨てなさい」(地曳いく子著 株式会社宝島社 2015年3月発行)を読んでみた。断捨離、シンプルライフ、ミニマリストと、時代は”持たない豊かさ”にシフトしてきている。 モノへの過剰な執着や、モノに振り回されるこ…

ヨーロッパ遠征準備 アイゼンを研ぎ澄ます

ヨーロッパ遠征の準備を始める。 こんなに蒸し暑い日本なのに、真冬の装備を整えるのがなんとも不思議だ。、それよりも暑さボケで装備不足が無いようにしなくては。3か月ぶりのアイゼン。 岩トレをして爪先が丸まっている。少し研いだ方が良いのかな? 先日…

八海山 屏風道‐八ッ峰で岩歩きトレーニング

ヨーロッパ遠征に向けて、八海山の点線ルートで鎖場・岩場歩きのトレーニング山行。 登りにしか使えない屏風道から千本槍小屋まで詰め、そこから八ッ峰の鎖場をえっちらおっちら、登っては降り、降りては登り。屏風道はもろい岩場で岩が抜けたり、鎖が無いと…

いちばん遠い地球 南米大陸 (フジフイルム スクエア 企画写真展)

ミッドタウンにあるフジフイルム スクエアの写真展に行ってきた。 お目当ては大好きな中村征夫さんの写真。しかも今、個人的に興味UP中の南米大陸にちなむもの。6名の写真家(伊藤大輔、清水武雄、白根全、関野吉晴、田中克佳、中村征夫、野町和義、山田大志…

小笠原旅行 次回のための忘備録

(ドルフィン スイムするガイドのFさん、photo by Kさん)小笠原でダイビングをご一緒した方から、海中写真を送っていただいた。 憧れだった小笠原は、海の青さも魚影の濃さも素晴らしく、水中カメラまで手の回らない自分にとっては嬉しいGIFTになった。(K…

能楽のすすめ その3

観世流能楽師 山中迓晶さん講師による、能・狂言の市民カレッジに通っている。annee.hatenadiary.com先日は、能とは切っても切れない「扇」についての講座。ご自身がお持ちの、100ちかい数の扇が展示された。金銀、紅をあしらい、花鳥風月を彩った豪華絢爛な…

今が人生の岐路

ここのところ、今、人生何度目かの岐路に立っているんだろうな、と感じる。帰省するたびに、まざまざと目にする母の老い。 記憶が加速度的に衰えているのもそうだし、気分のむらが出るようになったのもそう。 何かを組み立てて考えるということも、できなく…

虫との闘い 高妻山、その後

夏山に向けて、信州の高妻山に登ってきた。annee.hatenadiary.com行動時間9時間越えで、翌日以降は筋肉痛と股関節痛に悩まされたが、一番最後までつらかったのは、実は虫刺され。山の中腹地点までずっと羽虫に付き纏われ、髪の生え際や頸筋、耳をチクチクや…

虫との闘い 高妻山

金曜夜に都内を出発し、戸隠キャンプ場近くの駐車場で3時間ほど仮眠。 明くる5時より戸隠牧場の靄の中を歩き出す。目指す高妻山は2352.8m、単純標高差約1150m、コースタイム約10時間の手ごわい山だ。

梅雨の合間を縫って、夏山シーズン スタート

上信越方面の山を予定していたこの週末。天気が今ひとつなため、キャンセルの可能性もあると事前連絡を受けていた。すっかりその気でのんびりしていたら、ランチ タイムにリーダーより『決行!』メールが。 うわ、やる気だな。ここのところ、梅雨の影響で山…