Climb every mountain

大自然の中にいるのがいちばん落ち着きます。40代後半からセミリタイヤ&節約生活をスタート、毎週のようにお山に登っています。

2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ヨーロッパ アルプス最高峰、モンブラン(4810m)に登る   9.さらばモンブラン

下山日は小屋の朝食(登頂者に合わせて2時、もしくは7時から)をキャンセルし、ぐっすり眠る。 今日は下るだけ。とは言え、危険地帯ク―ロワールの落石を少しでも避けるため、道が半ば凍っている状態での移動を目指す。6時半、小屋を出ると風が強い。慌てて目…

ヨーロッパ アルプス最高峰、モンブラン(4810m)に登る   8.晴天の中を登頂

真夜中の1時を過ぎから人の動く気配がし出し、2時前には食堂の前に長蛇ができる。いよいよモンブラン アタック。 annee.hatenadiary.com朝食のメニューはグラノーラ、パン、ハム、チーズ、ジャム、バター類、コーヒー、紅茶。 さすがに食欲は無いが、まずは…

ヨーロッパ アルプス最高峰、モンブラン(4810m)に登る   7.初日はグーテ小屋まで

モンブラン登山の初日は、シャモニーの街中からバス、ケーブルカー、トラムウェイを乗り継いで登山口のニデーグル(Nid D'aigle )へ。そこから歩き出し、高低差約1,400m地点にあるグーテ小屋(Refuge du Gouter)を目指す。 annee.hatenadiary.com始発から2本…

ヨーロッパ アルプス最高峰、モンブラン(4810m)に登る   6.登頂計画

フランス側からモンブランに登頂するノーマル・ルートの内、自分達が選んだのは最もポピュラーな「グーテ小屋~ボス山稜」ルート。次のような計画となった。 登頂プラン ・1日目:アプローチ シャモニーからバス、ケーブル、トラムを乗り継いでニデーグル(N…

ヨーロッパ アルプス最高峰、モンブラン(4810m)に登る   5.シャモニーで高度順応

イタリア ドロミテでハイキングやヴィア・フェラータを楽しんだ後、いよいよモンブランに向けてフランスへ。 annee.hatenadiary.comイタリア ミラノからイタリア鉄道(Trenitalia)、スイス鉄道(SBB CFF FFS)、モンブラン エクスプレス(Mont-branc Expres…

ヨーロッパ アルプス最高峰、モンブラン(4810m)に登る   4.トレーニング編(その2)

とうとう憧れのモンブランに挑戦できる!、とわくわくしていたのも束の間、自分は安易に考えすぎていたかもしれないと凹む日々。 annee.hatenadiary.comしかし、リーダーとのメールのやりとり、2年前に登頂した先輩からの励ましがあり、決行までの半年少々の…

ヨーロッパ アルプス最高峰、モンブラン(4810m)に登る   3.トレーニング編(その1)

憧れてきたモンブランへのアタックが決まったのが、2015年11月。 長期海外遠征に向けての準備と並行して、自分の中の最大課題となったのがトレーニングだ。 annee.hatenadiary.com猶予まで8ヶ月あるとは言え、高所雪山でのトレーニングが可能なのはせいぜいG…

ヨーロッパ アルプス最高峰、モンブラン(4810m)に登る   2.準備編

2015年11月、モンブランへのアタックが決まる。登頂ルートは3通りあるそうだが、最も広く登られているフランス・シャモニー側からのアタックで決め打ち。NHK『グレートサミッツ』で使用されたのも、2014年に先輩方が登頂したのもこのルートだ。 天候の安定や…

ヨーロッパ アルプス最高峰、モンブラン(4810m)に登る   1.きっかけ編

モンブランに興味を持つきっかけは、NHKの『世界の名峰 グレートサミッツ エピソード100 アルプス・モンブラン』だった。 放映は2014年3月。 自分はこのシーズンから本格的に雪山をスタートしたところで、まだピッケルも本格的なアイゼンも持っておらず、先…

迎え盆

実家に帰省してお盆を迎えている。ヨーロッパから帰国した後は、人に会ったり、事務仕事を片付けたりしてから、田舎に戻った。(モンブランに登ったんだー、なんて言っても、誰も分かってくれないのだが。。)翌日はどうにも疲れが出て、午前中も午後もトロ…

ヨーロッパ遠征中間報告4 モンブラン(4810m)に登頂!

2年前に興味を持ち、その少し後からだんだんと自分の目標に育ってきたモンブラン登頂。 先輩から心配の声をもらったり、自身の臼蓋形成不全の問題が生じたり、体調不全から予定のトレーニングがこなせなかったりと、悩みの多い半年あまり・・。しかし、天候…