Climb every mountain

大自然の中にいるのがいちばん落ち着きます。40代後半からセミリタイヤ&節約生活をスタート、毎週のようにお山に登っています。

2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

世界動物遺産 「最後の一頭に、してなるものか。」

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ミッドタウン FUJIFILM SQUARE企画写真展、世界動物遺産 -最後の一頭に、してなるものか。を観てきた。 地球上に170万種あるとされている生物のうち、IUCN(International Union of Conservation of Nature; 国際自然保護連合)のレッドリストで絶滅危惧種と…

いぶし銀の二百名山 鳥甲山(とりかぶとやま)2,037.7m

前夜に東京を抜け出し、夜中の1時過ぎに秋山郷 雄川閣の駐車場にテントを張る。仮眠して5時半起床、テントを撤収し、車で10分のムジナ平駐車場に一番乗り。駐車場奥の細い道から樹林帯の急坂をひたひた登る。天気が回復して青空が見えているのは嬉しいが、風…

憧れの『河原で温泉掘り』、ならず・・・

週末に上信越国境の秘境、秋山郷の切明温泉を訪れた。 鳥甲山(とりかぶとやま)と苗場山に挟まれ、中津川がとうとうと流れるこの場所は、自然豊かな景観と温泉が楽しめる、まさに上信越国境の秘境。 (宿のHPよりお借りしました)鳥甲山に登ってみたい一心…

上信越国境の秘境 秋山郷

鳥甲山(とりかぶとやま)と苗場山に挟まれた上信越国境の秘境、秋山郷。その昔、戦に敗れた平家の落人が住み着いたとされる、山深く自然味にあふれた場所で、信州の源流である中津川がとうとうと流れ、岩魚や山菜などの自然の恵みもゆたか。先日泊まった秋…

傘寿を祝う (←みんな読める、の?)

さん-じゅ【傘寿】 80歳の長寿を慶ぶ日本の伝統行事。「傘」の略語が縦書きの八十に見えることから、80才を迎えた年にお祝いすることを言う。 (、だそう。「かさじゅ」と読んで失笑を買った・・・) 母の傘寿を祝いに、親族で食事会。何度も「今日はどこへ行…

真っ赤なナナカマドの実 鳥甲山

長野県の奥地にある鳥甲山(とりかぶとやま)に登ってきた。 切り立ったヤセ尾根が連続し、長い急下降で有名な日本二百名山は、やっぱり下りに苦労する。紅葉はまだまだはしりで、盛りは二週間後くらいだろうか。 (綺麗に色づくナナカマド)下山後は待ちに…

自尊心を傷つけない

じそん‐しん【自尊心】自分の人格を大切にする気持ち。また、自分の思想や言動などに自信をもち、他からの干渉を排除する態度。プライド。「自尊心を傷つけられる」 コトバンク デジタル大辞泉> あるブログで、筆者(女性)が”パートナーに家事分担してもら…

週末、秘境の湯を求めて信越の山へ

なんとか雨はギリギリ免れそうなこの週末。 秋山郷の最奧にある秘湯のお宿と、紅葉のはしりのお山を楽しむ予定。なんでも河原に天然温泉が湧出していて、河原を掘って自分だけの温泉を楽しむこともできるのだそうだ。こんな感じかな? (お宿のHPよりお借り…

人生の秋休み セミリタイヤの一日の過ごしかた

会社生活を離れて1年9か月。現在、人生の秋休み中。「まあ、夏休み、というか、」と言ったら、「おまえ、そんな齢じゃないだろう」と呆れられたので、人生の折り返し地点を過ぎている身として『秋』に変えてみる。 よく「暇でしょう、どうしてるの?」と聞か…

Yahooニュース ネタに?!『鶏むね肉はヘルシー&低価格、高齢化社会のスーパーフード』!

先日、鶏ハムづくりについて書いたばかりだけれど、鶏むね肉についてYahooニュースでも取り上げられていた。(元ネタは東洋経済オンライン) zasshi.news.yahoo.co.jpNHKの人気TV番組で鶏むね肉を美味しく調理する方法が紹介されたり、検索するとCOOKPAD等で…

いつか旅してみたいアラスカ 星野道夫の世界

山の計画担当を頼まれ、朝からせっせと時刻表しらべ。 電車の時間とバスの乗り継ぎ、遠くからくる人もいるので集合時間に無理のないよう何パターンか作成。帰りもコースタイムから逆算して、バス・電車の時間、温泉の場所やアクセス方法を控える。打ち上げの…

のんびりコトコト 鶏ハムづくり

外は雨だし、読書も飽きたし、のんびり常備菜づくり。 鶏ハムはとりむね肉で簡単にしっとりできるので、お買いどくなときにまとめて作り、一部を冷凍保存しておく。できた鶏ハムは、そのまま薄めに切っておつまみにしてもよいし、サンドイッチに挟んだり、サ…

錦秋の尾瀬ハイキングを計画中

連休のお山がつぶれてしまい、がっかり。 珍しく北アルプスに行かない一年になってしまいそうだ。 (北アルプス 奥大日から遠く剱を望む 2015年9月)が、ここでメゲずに、次なるお山を計画。 あれやらこれやら検索し、ネットや電話で予約も済ませて計画完了…

若冲「孔雀鳳凰図」を目の前で観てきた 箱根・岡田美術館

箱根にある岡田美術館に行ってきた。2013年秋にできたまだ新しい美術館で、場所は箱根小涌園ユネッサンのすぐそば。広大な敷地に5階建て・約5,000㎡の展示面積を誇り、滝や池を擁した庭園、足湯を楽しめるカフェも併設され、なかなかおもしろそう。 目当ては…

やっと来てくれた、待ってたよ~

まだ2年半しか使っていないのにいきなり壊れてしまったマイ プリンタ。修理代が高く、しかも時間が掛かりすぎるので、泣く泣く購入することとなった。 annee.hatenadiary.comじゃーん、届きました、新プリンタ。無線ラン接続もなんとかできて、ほっ。これで…

箱根駅伝ミュージアムに行ってきたよ

お正月の恒例イベント、箱根駅伝の歴史をたどることができる博物館に行ってきた。場所は箱根、芦ノ湖の畔で、駅伝の往路ゴール/復路スタート地点に隣接した小さな建物だ。 自分は箱根駅伝(正式名は『東京箱根間往復大学駅伝競走』)の熱狂的なファンという…

プリンターが絶不調・・・ 次はEPSON? Canon?

ここ数日調子が悪かったプリンター、とうとうご臨終のよう。。 パソコンからの打ち出しも単純コピーもできなくなってしまい、大弱り。 孤軍奮闘し、最後はインストールのやり直しまでしてみたが埒があかない。コールセンターに電話し、ずいぶん待たされた挙…

緑と金のコントラスト 箱根・仙石原 ススキ草原

箱根の仙石原(せんごくばら)にススキを観に行く。 9月の中旬とあってススキの穂はまだまだ細く、茎や葉は緑色だけれど、これはこれで爽やかな雰囲気。穂がすっかり開いて、ふぁっさふぁさの芳醇な黄金色になるのは10月に入ってからだろうか。 (注:年によ…

初秋の空気 西沢渓谷・滝を巡るハイキング

台風の合い間を縫って、奥秩父の西沢渓谷にハイキング。 新緑と紅葉の頃はたいへん混雑する人気スポットだが、夏の終わりのこの時期はゆっくりとハイキングを楽しめる。 下界は蒸し暑い朝だったけれど、西沢渓谷の登山口(1,110m)の風は爽やかですっかり秋…

自力でモンブランに登るために必要な3つのこと

ガイドツアーでなく、自力でモンブランに登る。 そのためには良く錬られた1.計画と2.トレーニング、3.装備が必要だ。自分の覚書も兼ねてまとめてみた。 (詳細については各記事で紹介していますので、▶マークを参照してください) 1.計画 登頂ルート…

秋のテント泊。 軽量時短メニューを研究中

都内は暑いけれど、確実に秋の気配。紅葉を狙って北アルプスのお山を計画中。 (北アルプス 奥大日から剱岳 2015年9月)久しぶりのテント泊だ。 テント場到着が夕方になりそうなので、さくさく作れる時短メニューにしなくては。重い荷物も臼蓋形成不全からく…

「天声人語」で紹介  セラフィーヌ・ルイ『楽園の樹』 

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ほんとうに偶然だが、2,3日前から興味を持つようになったセラフィーヌ・ルイという画家について、本日の朝日新聞の「天声人語」欄が取り上げていた。 (セラフィーヌ・ルイ 『楽園の樹』 出典:Wikipedia)▶リサとガスパールに会ったよ! ポンピドゥー・セ…

「出会い」って大事。いいなと思ったら深堀りしてみる

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ポンピドゥ・センター傑作展でその存在を知ったセラフィーヌ・ルイ。強烈な印象がぬぐい去り難く、調べてみたところ、その半生が書籍や映画にもなっていることが分かった。▶リサとガスパールに会ったよ! ポンピドゥー・センター傑作展 - Climb every mounta…

リサとガスパールに会ったよ! ポンピドゥー・センター傑作展

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上野の東京都美術館へ「ポンピドゥー・センター傑作展」を観に行く。 20世紀フランスの1年1作家1作品 絵画にはじまり、彫刻、写真、映像 etc、20世紀のフランス アートを、1年ごと・1作家・1作品で切り取った展覧会。厳選された作品をひとつずつ見ていく…

2度目のチャレンジ 倉沢谷本谷

人生2度目の沢登りにチャレンジ。場所は奥多摩の倉沢谷本谷。奥多摩駅から東日原行きのバスに乗車し、倉沢で下車。歩いて5分ほどで入渓ポイントに着く。 生まれて初めての沢登りは2年前の丹沢・鬼石沢。北海道の幌尻山に行くため、渡渉経験を積みたくてリー…

会社に「縛ってもらえる人」が減っていく

Yahoo!ニュースの記事、『「会社に縛られずに働く」ことは可能か』を興味深く読んだ。 news.yahoo.co.jp1.旧来型の雇用スタイルでは、もう優秀な人材は集まらない 2.独立や起業を夢見る前に、今の場所でやるべきことがある 3.未来の選択肢を増やすために…

(余談)酸ヶ湯温泉の混浴ってどうなの?

八甲田山に登って酸ヶ湯(すかゆ)温泉に入ってきたよ、と報告すると、たいていの山友は「千人風呂、入った?」と聞いてくる。 なので、ちょっとばかりご紹介。 annee.hatenadiary.com八甲田山の麓にある酸ヶ湯温泉は、江戸時代から続くたいへん歴史のある温…

pha 「持たない幸福論」 -働きたくない、家族を作らない、お金に縛られたくない-

pha(ファ)さんの「持たない幸福論」働きたくない、家族を作らない、お金に縛られたくない (2015年 幻冬舎発行)を読んでいる。著者は1978年生まれ。京大を卒業して就職したものの『できるだけ働きたくない』と感じて退職、定職には就かず、今で言うシェアハ…

東北の山 八甲田山と酸ヶ湯温泉

8月も後半のある日、東北は青森の八甲田山(1584.6m)へ。 足元に歴史ある酸ヶ湯温泉(すかゆ)を擁し、バス+ロープウェイで気軽に山頂近くまでアクセスできる100名山は、平らかな湿原に池塘や沼が点在し、高山植物の咲き乱れる、観光客も多いお山だ。この…

色褪せない物語 「星野道夫の旅」 没後20年特別写真展

写真家 星野道夫さんの特別展を観てきた。 アラスカでヒグマに襲われて急逝したのが1996年夏。 あれからもう20年も経ったのか・・ カメラやフィルムの技術はその当時からまた進化を遂げているのだと思うけれど、彼の写真から伝わる「物語」と「共感性」は色…