Climb every mountain

大自然の中にいるのがいちばん落ち着きます。40代後半からセミリタイヤ&節約生活をスタート、毎週のようにお山に登っています。

ヨーロッパ アルプス最高峰、モンブラン(4810m)に登る   5.シャモニーで高度順応

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イタリア ドロミテでハイキングやヴィア・フェラータを楽しんだ後、いよいよモンブランに向けてフランスへ。
annee.hatenadiary.com

イタリア ミラノからイタリア鉄道(Trenitalia)、スイス鉄道(SBB CFF FFS)、モンブラン エクスプレス(Mont-branc Express)を乗り継いで6時間余り、フランスのシャモニー モンブラン(Chamonix Mont-branc)に到着。

アパルトメントの管理オフィスで鍵を借り、途中、シャモニー マルチ パスを購入したり、バスの無料パス、時刻表をゲットしながら部屋へ。古いけれど、静かな立地、部屋のベランダからモンブランの稜線が見えている!

イタリアではホテル滞在だったが、フランスではキッチンや調理用具、食器類も完備されている。さっそく自炊のための買い出しに。世界的なリゾート地であるシャモニーは、街中でも本気アルパインの恰好をした(しかもおしゃれな)人々で溢れている。お店で目立つのはオープンエアになっている各国料理のレストランやアウトドア用品店だが、小さなスーパーもそこここにある。同行メンバーにはお料理上手なひとがいて、本当にありがたかった。


翌日は高度順応のため、ロープウェイに乗ってエギュイ・デュ・ミディ展望台(I'Aiguille du Midi 3,842m)へ。
バルコニーから見えるモンブランは雲の中だが、予報によれば午後から好転してくるとのことで、ゆっくりと出かける。
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歩いて3分ほどのロープウェイ乗り場から、ロープウェイ2本、垂直のリフト1本を乗り継ぐと、一気に富士山を超える高みに到着。頭を振ると、高度のせいでくらっと感じる。ここで2時間ほど滞在し、明日からの高度に体を慣らす。
(注:自分たちは直前のイタリアでも3000m級の山を登っていたためこれで良しとしたが、日本からダイレクトにフランスに入る場合は、時差ボケ対策と高度順応のため、もう少し日程を割いた方が良いかもしれない)
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開けた展望台からは白銀の世界!
なんという景色だろう。
真っ青な空を背景に尖った雪山がぐるりと見渡せる。モンブランはもちろんのこと、すぐ近くにグランドジョラス(Grandes Jorasses)、遠くモンテローザマッターホルン尖閣を覗かせている。

ヴァリエーション ルートを歩く登山者が眼下に小さい。
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最高のお天気だ。風もない。自分たちの登頂アタック時もこんな天気でありますように、と心から願った。

360度の絶景を堪能した後は、広いテラスに移動してサンドイッチを頬張る。展示コーナーや売店もひやかし、滞在を楽しんだ。
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帰りは地元のスーパー、カルフールで、夕食や明日からの行動食を買い込む。
部屋に戻り、念入りに装備をチェックして出来うる限りの軽量化に務めた。
ゆっくり夕食をとってからは、みんなでサンドイッチを作って明日に備える。

さあ、ここまで来た。
天気と幸運を祈る。
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