Climb every mountain

大自然の中にいるのがいちばん落ち着きます。40代後半からセミリタイヤ&節約生活をスタート、毎週のようにお山に登っています。

箱根駅伝ミュージアムに行ってきたよ

お正月の恒例イベント、箱根駅伝の歴史をたどることができる博物館に行ってきた。場所は箱根、芦ノ湖の畔で、駅伝の往路ゴール/復路スタート地点に隣接した小さな建物だ。
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自分は箱根駅伝(正式名は『東京箱根間往復大学駅伝競走』)の熱狂的なファンというわけでは無いのだけれど、数年前からはまっている友人の号令で強制参加となった。でも行ってみたらなかなかおもしろい。各大会の名シーンや歴代の名選手の紹介、箱根駅伝の歴史や時代の背景がパネルで分かりやすく紹介されている。

5区の「山の神」

見ているうちに、いろいろ記憶が蘇ってきた。

初めてちゃんと駅伝を見たのは2005年のお正月だったかな。たまたまTVをつけたら箱根駅伝の中継中で、順天堂大学今井正人選手が大写しになっていた。興奮したアナウンサーの解説で、ここが標高差775mの魔の「5区」で、淡々と走っているこの選手が史上初の11人抜きをやってのけたと知り、強烈に引き込まれた。(このゴボウ抜きの走りで、「山の神」という尊称が生まれる)

そして、2009年から2012年の4年間連続で5区を走り、2代目の「山の神」と呼ばれた東洋大学柏原竜二選手の驚異的な走り。ミュージアムのパネルにまとめられた記録を見ると、その偉業に改めて驚かされる。

5区の逆、下りの6区

個人的には5区の逆を行く6区についての、谷口浩美選手のコメントが興味深かった。急坂の長い下りは足にたいへんな負担がかかり、ゴール後はひとりで和式トイレや階段の使用ができなかったとか。つ、つらそう・・。

箱根駅伝はもうすぐ誕生100年

箱根駅伝は「世界に羽ばたく長距離ランナーの輩出を願って」、1920年に誕生したのだそう。百年目に当たる2020年に、奇しくも東京オリンピックという大舞台が整えられたと言うのもなんだか運命的だ。
残念ながら、箱根駅伝のヒーローが必ずしも世界の舞台で活躍できているわけでは無いけれど、マラソンや駅伝が日本に深く浸透する大きなきっかけになったことは間違いない。


箱根に行く機会があったら、ぜひ足を伸ばしてみて!

箱根駅伝ミュージアムHP
箱根駅伝ミュージアム -長きに渡る箱根駅伝の歴史を展示-

箱根駅伝公式HP
箱根駅伝公式Webサイト

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(大学の旗がゴール順位通りに飾られています。2016年の優勝は断トツのぶっちぎりで青山学院大学)


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