人生の秋休み セミリタイヤの一日の過ごしかた
会社生活を離れて1年9か月。現在、人生の秋休み中。
「まあ、夏休み、というか、」と言ったら、「おまえ、そんな齢じゃないだろう」と呆れられたので、人生の折り返し地点を過ぎている身として『秋』に変えてみる。
よく「暇でしょう、どうしてるの?」と聞かれるので、平均的な一日をご紹介。
平均的な一日の過ごしかた
・午前中
・5時ごろ目覚めるが、寝床でごろごろ本や新聞を読む
・それに飽きたら、起き出して朝ごはんづくり、掃除、洗濯など
・読書、ブログ閲覧、ブログ書き物、お山計画作成など
・午後
・混みあうランチタイムを外し、ぶらぶら散歩&買い物
・週に2、3日は図書館へ
・買い物から帰ったら、つまみを作りながらBEERタイム
・夜
・録画しておいたTV番組を観たり、Amazon Primeを観たり
・入浴後、21時過ぎには寝床に入って読書 →寝落ち
月に2回程度は、美術館や写真展・講演に出かけたり、友人と食事したり、ジム練に行ったり(行かなかったり・・)。
土日はお山計画が入っていることが多いが、何もなければ同じパターン。
秋休み中に気づいた事
暇でしょう、と言われれば暇のような。でも、のんびり過ごしているとあっと言う間に一日経ってしまう。
仕事を辞めてはじめの数ヶ月はハローワークや再就職支援会社に行ったり、ネットで会社を検索したり、いろいろ不安でせき立てられる気持ちだった。
でも、「今しかないかも」と3週間ほど海外をトレッキングしてから気持ちがかわった。自分が既成枠に囚われ過ぎていると分かったし、セミリタイアのブログを読み漁って、こんな生き方もあるんだ、と目からウロコだったのもこの頃。
それ以来、家計簿をつけて生活を見直し、逃げ切り計算機をもとに自分の人生をシミュレーションしてみて。そうしたら、どんな風にでも自分で選んで暮らせばいいんだな、と思えてきた。自分にとって大事なことは何で、どこに力を注げば良いのかが分かりさえすれば、あとは不要なものをうまく削いでいくだけ。
でも、これに気づくことができたのも、圧倒的な時間のゆとりがあったから。会社員当時の自分のままでは、ここに辿り着けなかった。なので、既成パターンから一時的にしろ離れることができたのはほんとうにラッキーだった。