Climb every mountain

大自然の中にいるのがいちばん落ち着きます。40代後半からセミリタイヤ&節約生活をスタート、毎週のようにお山に登っています。

青梅で相次ぎクマ出没! 20日間で5回の目撃 

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(知床 2015年6月  車道脇まで出てきたヒグマの仔を発見)

11月11日(金)付 朝日新聞、東京【むさしの】版(29面)にクマのニュースが載っていた。

青梅市ツキノワグマが相次いで出没している。8日には、JR青梅線御嶽駅から約200メートル東の多摩川左岸に、親子と見られるクマ3頭が現れた。翌9日には直線距離で3キロほど多摩川を下ったJR二俣尾駅付近に3頭が出没。10日には同駅の北東約3キロの住宅地近くの道路を横切る1頭の目撃情報があり、同日夕に体重60キロのメスを地元猟友会が殺処分した。8、9両日の3頭が同一のクマか分かっていないが、紅葉狩りや秋のハイキングシーズンの最盛期を迎え、専門家は「非常に危険な状態だ」と注意を呼びかけている。


青梅市では、10月下旬にもクマが連日出没する騒ぎがあったばかり。同月22日には120キロのオスが、翌23日には80キロのメスが殺処分された。いずれも住宅地で、青梅市によると、記録が残っている過去10年間で、ここまで民家に近い場所でクマが確認されたのは初めてという。(中略)


ツキノワグマの生態に詳しい「日本ツキノワグマ研究所」の米田(まいた)一彦理事長は、1頭目のオスの大きさに注目する。「120キロというと、野生のツキノワグマのほぼ最大級。強いクマは、山奥の最高の場所を占拠するもの」という。そんなクマが住宅地に現れるというのは「ドングリなどの食料がよほど不足しているのだろう」とみる。


米田理事長は「雪が降れば、クマは一斉に冬眠に入る。栄養状態が悪い年ほど冬眠は早い。クマの出没は、いずれ終息する」と前置きしつつも、「まだ、いつどこで遭遇するか全く予断は許さないだろう」と話す。


10月22日から11月10日までの間に、何と5回も目撃されているのだそうだ。
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      (出典: 2016年11月11日付 朝日新聞 東京・むさしの版)


奥多摩の青梅~御嶽と言えば、東京近郊の山のぼらーは、一度ならずお世話になっている領域。2000m級の山が積雪を始めたこの時期、恰好の活動場所になるはずなのだが、こんなニュースを聞くと心配になってくる。

クマ対策を万全に

遭遇しないことが最も大切

「クマ鈴」をつけ、相手から人間を避けてもらうのが一番、というのは昔から言われていること。ただ、一説によると、クマは結構耳が悪いのだとか・・ なので、クマ鈴も一つではなく、いろいろな音域の物を着けるのが良い、と聞いたことがある。

もしクマ鈴を忘れてしまったら、歌でも歌いながら歩きましょう!(自分も経験あります)

遭遇してしまったら

背中を向けたり、慌てて動くことが最も危険。クマは動くものに反応し、相手が自分より弱いと判断すると、襲ってくる危険が高まるそうだ。背を向けず、騒がずゆっくり後ずさりして距離をとること。

一度出会ってしまった先輩は『目をあまり見ないようにして、お互い気づかなかったですよね~、という空気を出したら、去って行ってくれた』と言っていた・・。


お互い、気をつけましょう~~


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