クリスマスの八ヶ岳 白・黒・青の世界 硫黄岳
12月のクリスマス3連休。
当初は3日間、南アルプスにどっぷり浸かる予定だったが、積雪によるラッセルが厳しいとの予報で、二転三転。体調不良者も出たため、1泊2日で八ヶ岳連峰 硫黄岳へ。
強風で有名な山だが、幸いに微風。そして、後ろ立山から北アルプス、中央、南、、。すぐそばに横岳、赤、阿弥陀。 雪の白と影の黒。青空と相まってと迫力の景色を楽しんだ二日間だった。
◆1日目
今回は公共交通手段でアクセス。
都内からJR茅野へ。茅野からバスで美濃戸口へ。乾いた車道からツボ足で入り、次第に雪道に。3時間少々で赤高鉱泉へ。
アイスキャンディが青く美しい!
が、我々はそれを横目にテント場確保にダッシュ!
◆2日目
冬至直後の朝は遅い。ようやく薄明るくなり始めた6時半すぎに歩き出す。
「赤岩の頭」までは、ひたすら斜面を折り返しながら歩く。そこからは強風になるポイントのため、ゴーグルやオーバーフードで防寒・防風を念入りに。しかし、ラッキーなことにほとんど風のない微風タイム。それでも目出し帽、ゴーグルは必需品だ。
最後、少々の岩場を登って山頂へ。
硫黄岳山頂は開けた平坦部。ガスが出ると道迷いが生じるというのもうなづける。そこからは八ヶ岳連峰はもちろん、後立山、北アルプス、御嶽山、中央アルプスがくっきりと見渡せる。南アルプスの甲斐駒、仙丈、北岳も白く輝いて美しい。
シーズン初めの雪山テント泊。満足!