薄雪の赤城山 山頂にテン泊してプチ縦走
3年ぶり、3回目の冬の赤城山。からっ風で有名な群馬県の百名山だ。
JR前橋駅11:40発の赤城ビジターセンター行きのバスに乗車。車窓から見える景色にはまったく雪なし! うえー、どうなっちゃうの?と思ったが、せっかく来たのだからとにかく登ってみなくては。
まだ氷が薄そうな大沼。いつもはワカサギ釣りのテントが色とりどりなんだけれど。
赤城山は連峰で、「赤城山」という山があるわけではない。今回は最高点である黒檜岳の登山口からツボ足で取りつく。いきなり急登、そして年末年始のダラケタ体にはテント泊装備がずっしり重い・・・・・・・
途中のビュー ポイントから富士山がくっきり!テンションが上がる。赤城山から富士山を見ることができたのは初めてだ。
赤城山最高点の黒檜岳。前に来たときは看板がほとんど埋もれていた。いやはや、ほんとうに雪が少ない。
少し先のビューポイントからは、谷川、上州武尊、日光白根、至仏山、燧ケ岳(たぶん)などが神々しく聳える。うー、いいねぇ! いつか行きたい!
山頂に戻り、この日はここでテント泊。15時を少し回っていて、ここでスペースがあったのはラッキーだ。
誰もいない山頂を貸切ってのびのび宴会。
なんて贅沢なんだろう。
風のない穏やかな夜。真っ黒な夜空に満天の星、そして眼下には市街地の煌めく灯りが。
なんて、なんて、贅沢なんだろうね・・
翌日はテントを撤収し、駒ケ岳から鳥居峠経由で小地蔵、長七郎山へプチ縦走。駒ケ岳から先は昭文社地図にないルートだが、ピンクテープが貼られ、足跡もしっかり。
ベテランのリーダーはツボ足で通したが、黒檜からの凍った下りは自分には無理で、アイゼンをつけさせてもらった。
ヤマテン情報通り、1月3連休の中日から天気は崩れる。長七郎に登った時には、ガスで周囲は真っ白に。
赤城ビジターセンターに戻り、「富士見温泉ふれあい館」で暖まって帰京。
(ビジターセンターで割引クーポンをゲット。¥510とお安いのがさらに¥410に!)
今回も楽しい雪山でメンバーに感謝!
改めて思ったのが歩行技術。
あの凍った下りをノーアイゼン+25㎏超歩荷で歩けるリーダーに心服する。自分は重さに負けてヨロヨロ、アイゼン+ストックでなんとか歩く状態だった。
もっともっと強く、いいや、安全に歩けるようにならなくては。