Climb every mountain

大自然の中にいるのがいちばん落ち着きます。40代後半からセミリタイヤ&節約生活をスタート、毎週のようにお山に登っています。

皇海山から庚申山へ 奇岩巡りとコウシンソウ

6月半ばの週末、上州の100名山 皇海山へ。
アクセスが難しい山で、今回は沼田近くのペンション、オウレットさんに前泊し、群馬側の皇海橋からアプローチ。
宿の車でダートの林道を1時間以上かけて送迎してもらう。ありがたいサービスだ。

皇海山までは沢の急登をゆっくり登る。
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山頂は視界があまりなく、かろうじて日光白根山が見えた。
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さて、今回の胆はここから。皇海山から鋸山を経て、破線ルート(昭文社地図のバリエーション扱い)で庚申山へ向かう。
鋸山までは実線ルートだが、いきなり山容が変わり、岩場歩きとなり緊張する。
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この後も、梯子、鎖、長い岩場の下りが続き、久しぶりに緊張でアドレナリンが噴き出す感覚を思い出した。


危険マーク箇所を過ぎると、シャクナゲ、コウシンコザクラ、シロヤシオが迎えてくれる。
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これまた地味な庚申山 山頂。
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そしてお目当てのコウシンソウ!
庚申山の固有種であるこの食虫植物は、水気の多い岩壁を好むそうで、6月中旬から7月上旬に見ることができる。
山の先輩にこの花を見ることができる場所を教えてもらい、じっくり探してみつけることができた。
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この日は庚申山の中腹にある有料無人小屋、庚申山荘に宿泊。素泊まり¥2050。
布団はお借りすることができ、水は潤沢、トイレはバイオできれいと、山ノボラーならばきっと嬉しくなる山小屋だ。
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翌日は庚申山の奇岩を歩く「お山めぐり」
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奇岩に梯子、切れた痩せ尾根など、スリリングな山歩きを楽しんだ。
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銀山平に下山して、タクシーでわたらせ渓谷鐡道 通洞駅へ。
水沼駅構内にあるレトロな温泉センターで汗を流す。
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梅雨の合い間に100名山、奇岩と稀少な花を巡って歩いた2日間。
リーダー、今回も面白い企画、ありがとう!


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