自分のゴールは自分で決める
山の先輩からのお話しで、『登山はゴールを自分で決めることができる。そこが他のスポーツと違う』という説がおもしろかった。
より難しいルートで登頂するゴール、より長いルートを踏破するゴール、より多くのピークを踏むゴール、テントを担ぎ上げて他力に頼らず登るゴール。
一方で、仲間とゆっくり楽しく登るゴール、花々の撮影を楽しんで登るゴール、パーフェクトに地図読みするゴール、山でおいしい食事を楽しむために登るゴール、というのもあるだろう。
ゴールはその時々に、自分で決めていけばよい。
それは自分が選ぶもので、人と比較する必要はない。
膝蓋骨形成不全や腰痛で思うように歩けず、登山へのモチベーション維持に難しさを感じている昨今。
バリバリ登っている仲間がうらやましいと思うこともあるけれど、これからの自分の、自分なりのゴールを考えよう。