Climb every mountain

大自然の中にいるのがいちばん落ち着きます。40代後半からセミリタイヤ&節約生活をスタート、毎週のようにお山に登っています。

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次世代にバトンを渡す重責 能楽師和泉流狂言方 野村家の「三番叟」披き

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12月22日 朝日新聞の夕刊に狂言界の喜ばしいニュースが掲載されていた。 飛躍へ、次代の「三番叟」 めでたさにわく狂言界 狂言師にとって「三番叟(さんばそう)」を披(ひら)くことは、修業の大きな節目だ。能楽師和泉流狂言方の野村万蔵家の重要な名跡で…

無料で学ぶチャンスって結構ある(その2) 武蔵野大学 狂言鑑賞会

セミリタイヤしてから気が付いたのだが、「無料」でできる学びの機会って探せば結構あるのだ。各種大学で”一般講座”、”オープン カレッジ”と名打っているようなものは大抵無料で、都民・市民に広く開放している。 annee.hatenadiary.com 自分は以前から日本…

スーホの白い馬 ちひろ美術館・東京の展示より

先日、東京 石神井にある「ちひろ美術館・東京」へ行ってきた。ちいさきものはみなうつくしきこどもの頃、周囲から愛情をもらってきたんだな、と思い出される。そんな風に思うことができるならば、それは人生の素晴しいgiftだ。 annee.hatenadiary.com 併設…

なつかしくあたたかい気持ち ちひろ美術館・東京

寒い一日。東京 石神井にある「ちひろ美術館・東京」へ。 (「ゆきのひのたんじょうび」 HPよりお借りしました)いわさきちひろの絵を見ると、そのたびに、子ども時代を思いしみじみとした気持ちになる。あの頃はしあわせだったんだな、という気づき。そして…

もうひとりの玉三郎 幽玄の「二人椀久」 十二月大歌舞伎

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なんとも贅沢な演出に、感激でぼうっとしてしまった十二月歌舞伎「京鹿子娘五人道成寺」。 annee.hatenadiary.com忘れないうちに、もうひとつの演目「二人椀久」に言及しておかなくては。豪商である椀屋久兵衛は、遊女松山に入れあげた挙句、身代を傾ける。…

師走、眼福のひととき 玉三郎と「京鹿子娘五人道成寺」 十二月大歌舞伎 

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久しぶりに歌舞伎を堪能! 道成寺の”安珍・清姫伝説”をベースとした「京鹿子娘道成寺」は女方舞踏の大曲で、坂東玉三郎の代名詞ともなっている演目だ。 今回の十二月大歌舞伎では、玉三郎のほか四人の花子が踊り分ける特別な演出となっていて、まるで、”盆暮…

RADWIMPSの「棒人間」にシビれた NHK SONGS(11月24日放映)から

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昔からテレビは持たない生活で、気になる番組はPCで録画して、気が向いたら観る。良く再生するのはNHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」、「SONGS」。毎回録画しておいた中から面白そうなものだけを選ぶのだが、”RADWIMPS”という聞きなれないグループが、…

無料で学ぶチャンスって結構ある 「成城 学びの森」オープン・カレッジ

セミリタイヤして気がついたのだが、世の中、「無料」で出来ることが結構ある。各種大学で”一般講座”、”オープン カレッジ”と名打っているようなものは大抵無料で、都民・市民に広く開放している。先週は、成城大学で行われた「能の謡と囃子について(対談)…

「天声人語」で紹介 『星野道夫さんの世界』 今日から横浜で開催

この夏、敬愛する星野道夫さんの没後20年 特別写真展を見た。 annee.hatenadiary.com その写真展が関西方面を周り、今度は横浜で開催される。10月19日付の朝日新聞「天声人語」の記事を紹介したい。 ひとりカヤックで朝の海をめぐる。ワシやクジラ、クマの親…

月イチ歌舞伎で「蜘蛛の拍子舞/身替座禅」

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最近お気に入りの「シネマ歌舞伎」。 今回の演目は、前歌舞伎座のさよなら公演だった「蜘蛛の拍子舞(ひょうしまい)」と「身替座禅(みがわりざぜん)」の2本立て。 いやー、面白かった! (歌舞伎座上演:2009年(平成21年)「蜘蛛の拍子舞」10月/「身替…

世界動物遺産 「最後の一頭に、してなるものか。」

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ミッドタウン FUJIFILM SQUARE企画写真展、世界動物遺産 -最後の一頭に、してなるものか。を観てきた。 地球上に170万種あるとされている生物のうち、IUCN(International Union of Conservation of Nature; 国際自然保護連合)のレッドリストで絶滅危惧種と…

いつか旅してみたいアラスカ 星野道夫の世界

山の計画担当を頼まれ、朝からせっせと時刻表しらべ。 電車の時間とバスの乗り継ぎ、遠くからくる人もいるので集合時間に無理のないよう何パターンか作成。帰りもコースタイムから逆算して、バス・電車の時間、温泉の場所やアクセス方法を控える。打ち上げの…

若冲「孔雀鳳凰図」を目の前で観てきた 箱根・岡田美術館

箱根にある岡田美術館に行ってきた。2013年秋にできたまだ新しい美術館で、場所は箱根小涌園ユネッサンのすぐそば。広大な敷地に5階建て・約5,000㎡の展示面積を誇り、滝や池を擁した庭園、足湯を楽しめるカフェも併設され、なかなかおもしろそう。 目当ては…

「天声人語」で紹介  セラフィーヌ・ルイ『楽園の樹』 

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ほんとうに偶然だが、2,3日前から興味を持つようになったセラフィーヌ・ルイという画家について、本日の朝日新聞の「天声人語」欄が取り上げていた。 (セラフィーヌ・ルイ 『楽園の樹』 出典:Wikipedia)▶リサとガスパールに会ったよ! ポンピドゥー・セ…

「出会い」って大事。いいなと思ったら深堀りしてみる

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ポンピドゥ・センター傑作展でその存在を知ったセラフィーヌ・ルイ。強烈な印象がぬぐい去り難く、調べてみたところ、その半生が書籍や映画にもなっていることが分かった。▶リサとガスパールに会ったよ! ポンピドゥー・センター傑作展 - Climb every mounta…

リサとガスパールに会ったよ! ポンピドゥー・センター傑作展

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上野の東京都美術館へ「ポンピドゥー・センター傑作展」を観に行く。 20世紀フランスの1年1作家1作品 絵画にはじまり、彫刻、写真、映像 etc、20世紀のフランス アートを、1年ごと・1作家・1作品で切り取った展覧会。厳選された作品をひとつずつ見ていく…

色褪せない物語 「星野道夫の旅」 没後20年特別写真展

写真家 星野道夫さんの特別展を観てきた。 アラスカでヒグマに襲われて急逝したのが1996年夏。 あれからもう20年も経ったのか・・ カメラやフィルムの技術はその当時からまた進化を遂げているのだと思うけれど、彼の写真から伝わる「物語」と「共感性」は色…

「戦うお坊さん!?」 能楽資料センター公開講座

武蔵野大学 能楽資料センター公開講座の「能・狂言とゆかりの寺」第1回目を聴講した。昨年、武蔵野大学教授の三浦裕子さんが主宰するこのセンターの活動について知り、以来、面白そうな講座や催し物にはせっせと足を運んでいる。 今年度初回はワキ方宝生流能…

能楽のすすめ その4

観世流能楽師 山中迓晶さん講師による、能・狂言の市民カレッジも今回で終了。最終回は大蔵流能楽師 狂言方の善竹大二郎さんをお迎えし、改めて、能と狂言の成り立ち、関係を学ぶ。annee.hatenadiary.comもともと、狂言方の野村萬斎さんを取材したNHK番組、…

いちばん遠い地球 南米大陸 (フジフイルム スクエア 企画写真展)

ミッドタウンにあるフジフイルム スクエアの写真展に行ってきた。 お目当ては大好きな中村征夫さんの写真。しかも今、個人的に興味UP中の南米大陸にちなむもの。6名の写真家(伊藤大輔、清水武雄、白根全、関野吉晴、田中克佳、中村征夫、野町和義、山田大志…

能楽のすすめ その3

観世流能楽師 山中迓晶さん講師による、能・狂言の市民カレッジに通っている。annee.hatenadiary.com先日は、能とは切っても切れない「扇」についての講座。ご自身がお持ちの、100ちかい数の扇が展示された。金銀、紅をあしらい、花鳥風月を彩った豪華絢爛な…

能楽のすすめ その2

(梅若会 自主公演予定ちらしより)4月から市民カレッジで能・狂言のコースに通っている。6月から講師が観世流 梅若会の能楽師、山中迓晶さんにかわったが、これがおもしろい。annee.hatenadiary.com

ウは宇宙船のウ 萩尾望都展、その後

(唯一手元に残した本より、『みずうみ』)GWに家人と出掛けた『萩尾望都展』 annee.hatenadiary.com心から楽しんだこの展覧会を友人たちにもぜひ見て欲しいなと、メールをしたり、手紙を書いたり。足を運んでくれた友人たちから、素晴しかった、との感想をい…

安田靫彦展 

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竹橋にある東京国立近代美術館に「安田靫彦」展を見に行く。 歴史上の人物や場面を書いた名作の数々で知られる日本画家、1884-1978年。 切手にもなった「飛鳥の春の額田大」などでご存知の人も多いのではないだろうか。

操り三番叟 四月大歌舞伎

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久しぶりに歌舞伎を見る。 お目当ては「松寿操り三番叟」。

能楽のすすめ

能・狂言の市民カレッジがスタートした。 昨年4回コースを受けてとても面白かったので、今年は9回コースを受講する。 途中1回は実際に国立能楽堂の能を鑑賞できるコースで、今からわくわくだ。

100万歩 写真展

六本木 ミッドタウンにあるFUJIFILM SQUARE(フジフィルム スクエア)に行ってきた。 お目当ては、アルピニスト野口健さんと、ミュージシャン藤巻亮太さんの二人写真展。