能楽のすすめ
能・狂言の市民カレッジがスタートした。
昨年4回コースを受けてとても面白かったので、今年は9回コースを受講する。
途中1回は実際に国立能楽堂の能を鑑賞できるコースで、今からわくわくだ。
講師は能・狂言がとてもお好きだという事がよく伝わってくる方で、資料もいろいろな文献から丁寧に集めてきてくださるし、『とにかく本物を見ることが一番です』とおっしゃりながらも、なかなかそうはいかない生徒たちのために、DVDを使って選りすぐりの演目を解説してくださる。
今日DVDで見せていただいた「道成寺」も、白拍子の迫力、蛇体の鬼女の哀れがなんとも圧巻。装束も素晴らしく、こんなときは心から、日本の文化は素晴らしいな、日本に生まれて来て良かったな、としみじみ感じる。