夏山の下敷きを作りつつ、春山を計画中 行こう、北アルプス!
今年の目標を悩みながら立ててみた。
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今思うと、かなりシンプル。超ど真ん中。でもまあ、それがその時の気持ちだったんだなあ。
「雪山の技術を落とさない」のテーマの元、今はとにかく雪山の計画を入れているところ。
今日は3月の北アルプス計画を発信。
参加します!という返信に気持ちが浮き立ってきた。行こう、北アルプス!
日本で一番小さなキツツキ コゲラ@高尾山
先日、高尾山でシモバシラの”氷の花”探しをしてきた。
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氷の花を探し、北斜面、北斜面の巻き道を地味ーに歩く。寒い日陰は歩く人も少なく、静かで落ち着ける道だ。時折、鳥の鳴き声もする。
ひたひたと歩き、小さなシモバシラを見つけては這いつくばって撮影していると、上方からリズミカルな音が聞こえてきた。
コンコンコンコンコンコン、コンコンコンココンココンコン、
んん?
そーっと見守ると、小さな鳥が嘴で木の枝をノックしている。
コンコンコンコンコン、コンコンコンココンココンコン、コンコンコンコンコン
キツツキ?、と思ったが小さいし、普通、キツツキって樹の幹の虫を食べるためにノックするのでは・・?
鳥は細い枝をつつき続ける。
木の枝から皮が削られてハラハラ落ちる。
近寄っても逃げない。このノックを5分ほどだろうか、見守った。
後ろからきた登山者に道を譲るうちに小鳥は飛び去ってしまったが、木と山と鳥と、止まった時間を共有したような、面白い時間だった。
この日も富士山は美しく、”氷の花”の消滅には驚いたが、山は日々変わっていて、それがやっぱり楽しいなぁと思いながら下山。
帰宅したら、山トモが鳥情報を送ってくれていた。
あの鳥は「コゲラ」という、キツツキ科の小鳥だそうな。一心不乱に木の枝をつついているのが可愛かった。
山はいつ行っても何か発見がある。
本日登ってきました 高尾山、2週連続で”氷の花”
今年はシモバシラの”氷の花”が豊作と話したら、見てみたい、という友人が。2週連続で高尾山に登ってみる。
7時半過ぎに京王線高尾山口駅に集合し、稲荷山コースからゆっくり登る。1週間前と較べるとずいぶん暖かく、人出も多くようだ。それでも、先週の”お花畑”ぶりを見ているので、自信たっぷりに登ってみたところ・・
山頂近くのポイントで、ほんのちびっこの”花”がちょっとあったものの、大きな花は消えている。まあ、ここは陽当たりが良いところだから、と思い、次なるメッカ、山頂後の裏道を行く。ところが、ここもほんの小さな”花”が少しあるのみで、可憐な花々は跡形もなく消え去っていた。
えー、先週はたくさんあったんだよ、と言いながら、自分の知る限りのシモバシラ ポイントを歩いたが、見つけられた一番大きな花がこのくらい。
恐るべし、自然の力・・・
いつでもある、いつでも見られるわけじゃないんだね。
一期一会だなぁ。
1週間前との違いに、驚かされた日曜日でした。
注※ もちろん、これからまた氷点下になれば見る機会あると思います!
冬山でおススメの飲み物 ホットワイン(ヴァン・ショー)
雪山はテント内滞在時間が長い。
何しろ外が寒いから、テントを張ったらすぐに逃げ込むことになる。そして、冬の朝は遅い。太陽が出るまではじーっとテント内で我慢だ。たいくつを紛らわすべく宴会が始まる。それこそ、飲む酒が無くなるまで続く(飲みつくしても白湯を飲んで続ける・・)
雪山テント泊では何(の酒)を持って上がるかが課題となる。さら言えば、どう最終日までアルコール類をもたせるか、そのコントロールが最重要課題なんである。。
そんなわけで?(いや、ちっとも理由になってはいないが)、山のサークル諸氏は酒豪が多い。自分はフツーに嗜む程度なのでビールや焼酎のワンカップを持って上がるだけだが、マジ飲みチームは2L近い紙パックを担つぎ上げる。
・・・そんなメンバーとテントの長い夜を凌ぐのはなかなかにキビシイこともある。
そんな時、「閑話休題!」とばかりにお薦めしたいのが、ホットワイン(仏 ヴァンショー)。熱くした赤ワインにスパイスや柑橘類を入れた飲み物で、暖まるし、日本酒・焼酎攻撃からチェンジオブペースできるのが良いところ。(暖めるので、アルコールが低めなのもポイント)
作り方は簡単。
寒いけれど、暖房器具は使いません (、まだね)
毎日寒いですね・・
でも、ガス・電気等の暖房器具はまだ使用していない。
断捨離で電気カーペットとはおさらばしたので、我が家にあるのはエアコンのみ。夏もあまり稼働しなかったが、秋・冬もまだ出番無しだ。
さて、暖かさのコツは以下3つ。
・重ね着×重ね着
・冷えやすい頭と三首(首、手首、足首)を保護
・秘密兵器Ⅹ
集合住宅の真ん中で、上下左右の暖房でサンドイッチしてもらっているのにも助かっているが、雪山の応用で重ね着をたっぷり。
首はタートルネックかネックウォーマーで保護。
足首は、古くなったヤマ靴下をカットして作った足首ウォーマーで保護
あとは何と言っても、秘密兵器の「湯たんぽ」
こどもの頃はブリキ?の湯たんぽを作ってもらった。ふとんに入ったときには足元が暖かくて嬉しかったものだ。
最近の湯たんぽにはいろいろな種類があるが、自分が愛用しているのはシリコン製湯たんぽ。素手で触っても冷たくないし、再利用できるのが素晴らしい。
起床すると、湯たんぽを洗面所へ持って行く。前夜あつあつで入れたお湯も、朝は体温くらいに下がっていて快適なあたたかさ。そのぬくいお湯で顔を洗う。
冬の朝、湯たんぽっていいなぁと、寝ぼけながら気持ち良くスタートしている。
(追記)湯たんぽは、就寝時はもちろんですが、日中に使うのもおススメ。足元に置いたり、お腹の近くにおいたり。体と環境にやさしい優れものです。