Climb every mountain

大自然の中にいるのがいちばん落ち着きます。40代後半からセミリタイヤ&節約生活をスタート、毎週のようにお山に登っています。

近畿の山旅4日間 最終日は大峯山系最高峰の八経ヶ岳と弥山へ

近畿の山旅も最終日。1日目は大杉渓谷登山口から桃の木山の家、2日目は渓谷を抜けて大台ケ原エリアへ。3日目に立ち入り制限のある西大台を散策。最後は大峯山系の最高峰、八経ヶ岳と弥山を最短ルートで登頂。
annee.hatenadiary.com

24日(月)、晴れ

最終日の大峯山系 まずは大峯奥駆道出会まで

6時5分前、頼んでおいたタクシーに乗り込み、弥山・八経ヶ岳登山の最短ルートである行者還(ぎょうじゃがえり)トンネル西口の駐車場へ(タクシー代:片道¥5500ほど)。月曜日とあって車は4、5台。『登りはじめはきついでぇ』、と言われていた通りの急登で、今日の核心部はこのアプローチと言っても良い。
4日目の疲れもあり、きつい登りだけれど、空がどんどん青くなってくる様子に気持ちが晴れる。静かな山、穏やかな朝、うーん、登山日和!
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1時間ほどで大峯奥駆道(おくがけみち)出合に到着。「奥駆道」は奈良県内の呼び方で、奈良を出ると「熊野古道」と呼び名が変わるのだそうだ。
一気に400m高度を上げたおかげで、弥山方面、尖った行者還岳、総本山の山上ヶ岳方面もぐるりと見渡せる。気分上々。
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弥山、そして最高峰の八経ヶ岳

理源大師像を越え、整備された木道を登り切ると、大きな弥山小屋へ。荷物をデポして弥山神社をお参りし、今度は八経ヶ岳へ。途中、オオヤマレンゲの自生地を通る。初夏に咲くこの花を、いつかまた訪れて見てみたい。
弥山小屋から30分ほどで山頂に到着。明星ヶ岳、釈迦ヶ岳方面の稜線がカッコいい。振り返ると弥山小屋がはっきりと、そしてその後ろには大峯山脈がずらりと並ぶ。台形の山上ヶ岳、尖った行者還岳、さらに後に淡く熊野灘。いつの日か絶対に縦走するぞ!と胸に刻む。
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こんな気持ちの良い一日、もっとゆっくりしたいところだが、数少ないバスに合わせて行動時間はおのずと決まって来る。
持たせてもらった塩むすびを食べた後は、帰りのタクシーの時間に合わせてバリバリ下る。
洞川温泉まで送ってもらい(タクシー代:行者還西口から片道¥6500ほど)、4日間の疲れを洗い流す。バスで下市口まで戻り、電車を乗り継ぎ、京都からの夜行バスで新宿へ(京都-新宿¥3000!)。

はじめての近畿の山、お天気に恵まれて楽しくありがたい4日間だった。同行の山トモに感謝。今度は大峯奥駆道を縦走しようね!


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