認知症と向き合う
今年もはや11月。冠雪も見受けれられ、急速に晩秋から冬に向かっているのを感じる毎日だ。
帰省して、親と過ごす数日。
老いとたたかう親、その状況を見守る自分。
”みながゆく道”と思いながらも、疲れた、頭が痛いと訴えられる言葉、繰り返されるおなじ質問に、笑顔を保つのがつらく感じられるときも。
このひとの掌の中でこれまでどれだけ庇護されてきた事か、
このひとが失われたらどれだけひとりになってしまう事か、
誰もが対面する「老い」。
肉親の、老いる姿と向き合うのは、とても、とても、難しい。
けれど、後悔のないように寄り添いたいもの。
やれることを、やろう。