Climb every mountain

大自然の中にいるのがいちばん落ち着きます。40代後半からセミリタイヤ&節約生活をスタート、毎週のようにお山に登っています。

2年越しのチャレンジも撤退(涙) でも、自分が諦めるまでは ”負け” じゃない

週末は谷川岳山系に雪洞堀りに。
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テントではなく、積雪地に横穴を掘って泊まるという企画。昨年、雪が少なく途中撤退しているだけに、参加のみんなも今年こそはという気持ちだ。快晴微風、雪も申し分なさそう、と気分もあがる。
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が、掘り進めるうちに木の枝や根がどんどん出てくる。はじめはスノーソーで切り払っていたが、太い枝が出てくるとどうしようもない。掘る方角を変えて残る方法を考えたが、とうとうタイムリミット。日没前に撤退を決めた。

同行の別パーティーは、問題なく掘り進むことができ、雪洞の完成間近だ。
彼らは残り、我々は食材を背負ったまま薄暮の中を下山する。
疲れて寒く、すべてが徒労のように思えてくる。
無念だ・・。

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帰りの車中、音楽好きなリーダーが新旧和洋ミックスの楽曲を流してくれる。
ハスキーなロッド・スチュワートのセイリング(Sailing)にささくれていた心が慰められる。
www.youtube.com


自分が諦めない限り、挑戦の続きであり、負けではない。そんな言葉が浮かんで来る。

音楽の力ってすごいね。



歌はフランス語に代わり、?、と思っていたら途中から聞き覚えのある旋律に。歌手はクロード・フランソワで、フランク・シナトラのマイウェイ(My way)の原曲になった歌だそうだ。

フランス語は分からないけれど、魂を揺さぶる彼の声に聴き入る。
生きるということへの純粋な喜びと情熱が溢れてくるようだった。



帰宅してyoutubeを検索。
Comme d'habitude(<仏>いつのように、いつもどおりに)(May wayの歌詞とは全く別ものらしい)

youtu.be

60年代フランス音楽界のスーパースターであり、若くして悲劇的な死を遂げたということも初めて知った。映画「最後のマイ・ウェイ」、ちょっと観てみたくなった。
www.youtube.com



そして、雪洞掘り、Never give up!
来年も懲りずに挑戦する!


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