Climb every mountain

大自然の中にいるのがいちばん落ち着きます。40代後半からセミリタイヤ&節約生活をスタート、毎週のようにお山に登っています。

今が見頃! 高尾山の風物詩 ”氷の花”

最強寒波でシバレる空気の中、高尾山へ。お目当ては”氷の花”。
annee.hatenadiary.com
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朝7時過ぎ、京王線高尾山口駅を降りると人が少ない。さすがにこの寒さで出足が落ちているらしい。気温は4℃。

ゆっくりゆっくり稲荷山コースを登る。途中の見晴台からスカイツリーがくっきり。今日は空気がとてもクリアだ。寒いけれど、でも気持ちいい!

そして、2年振りのシモバシラの氷の花、今年は大豊作だ。
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ここ2、3日、外気温が下がったおかげで氷の花は大きく育ったようだ。山頂付近の気温はマイナス。
北側の斜面のあちこちで繊細な白い花を見ることができた。今年も会えて嬉しいよ~


足をのばし、一丁平の展望台から富士山。
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裾野は見えるが、頭は雲の中。残念だねー、と話ながらふと視線を左にずらすと海!
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水面がきらきら輝いている!高尾山には何度も登っているけれど、湘南の海が見えたのは初めてだ。氷の花とあわせて LuckyxLucky!


寒い時期ならではの高尾山の楽しみ、氷の花。

時期:例年12月の中旬頃から2月まで見ることはできます。ただ、何度も氷結を繰り返すと茎が裂けてボロボロになり、小さいものしかできなくなります。大きいものを見たいなら、1月上旬までくらいがいいかも。
時間:場所によっては、一日中見られる所もありますが、やはり早朝がよいでしょう。9~10時までなら可能性大です。
(高尾ビジターセンター HPより)

こんな説明表示のある場所が目印。
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今が見頃!
見たいひとはぜひおでかけを。


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この夏、登るべき山

最強寒波の訪れで、寒い寒い1日。今日はヤマ友の家でこの夏の登山計画会議。 

・・という名の、ゆるゆる飲み会(になってしまった。やっぱりね)。でも、方向性が決まり、気持ちは夏の爽やかな風に吹かれている心地だ。こんな風に計画を練っている時は、最高に楽しい。
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さーて、体をメンテナンスしつつ、今年もがんばるぞ。

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高尾山 シモバシラの”氷の花”

全国的に最強寒波がきているこの週末。寒いのは嫌いだが、この時期ならではの楽しみが、高尾山の”氷の花”。

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(2015年1月撮影)

シモバシラはシソ科の多年草。茎は冬になると枯れてしまうが根は水を吸い上げ続ける。外気温が氷点下になると吸い上げられた水が凍り、茎の導管から氷柱となって押し出される。これが”氷の花”、”霜の花”と呼ばれる名物で、ひとつとして同じ形はなく、気温が緩むと溶けてしまう繊細な芸術品だ。高尾山では例年12月から1月頃に良く見ることができる。


昨年は見逃してしまったので、今年こそ、と思っているのだが・・。
さて明日のお天気はどうだろう?

(後日談)この記事の翌日、1月15日にばっちり見て来ましたよ、シモバシラ^^↓
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2017年の抱負 今ごろですが

今年をどんな年にしようか、ずっと考えていた。

毎年、1年の目標を考え、手帳に書きつける。それを時々見返してみる。今年は無理だとして、いつかやってみたい夢、それも手帳にメモし、時々見返してきた。
そうやって何度も心に刻むことで、少しずつ、自動的にベクトルがそこに向いていく。
(ちなみに2016年の目標は、1.小笠原ダイビング、2.モンブラン登頂だった。去年のお正月時点で、モンブランは”できたらいいな”目標だったらしい)

1月も半ばに入り、ようやく納得のいく目標ができた。
雪山の技術を落とさない、だ。

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昨年は大きな目標に向かい、大ベテラン達に引き上げてもらった。その一方で、自分自身は体力や身体(腰痛、股関節痛、視力)の衰えをひしひしと感じる1年だった。帰国後、『登頂おめでとう!で、次はどこを狙うんですか?』と聞かれた時には、自分の中はからっぽだった。もうこれでゴール、の気持ちだったから。


さらに上を目指すなんて、危険だし無理だ、と思う気持ち
新しいことにチャレンジしなくてどうする、という気持ち


この拮抗は今も続くけれど、だんだんと、「もうこれでゴール。」 、とは、したくない気持ちが出てきた。

いま思っているのは、せっかく叩き込んでもらった雪山の技術を錆びつかせないようにすること。そして、次に「やりたい!」と思った時のために、ギアを磨いておくこと。


ふうー。
ようやくひとつ、軸が決まった。
これで今年の自分の向かう方向も、だんだん決まってくるはず。


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(昔)あああ、やってしまった⤵ (今)もういいや、それで良いことにする

久しぶりにやってしまった。癇に障ったメールに対して、ピシッとリターンを決めてしまった・・
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昔の自分
冷静になってから深い自己嫌悪。人生半世紀近く生きてきて、まだこの未熟ぶり。まだまだですな・・・ (と、ひとしきり落ち込む。やりとりを再ループする。自己弁護する。)

あー、やめだやめだ。もういいや、明日から、ガンバリマス、、。(と、開き直る。が、本当は自己嫌悪でぐったり。)

、と、これが昔の自分だった。


今の自分
今の自分、たぶんセミリタイヤして、人生の優先順位や価値観が少し変わってきた自分はこんな感じ。

ちょっと気まずいけど、でも仕方ないや。相手の言っていることも間違いじゃないけど、自分の言い分も同様だ。つまりはイーブンだ。相手に合わせすぎる必要はないし、自分の気持ちを伝えて駄目だったら、それはそれ。これで壊れる人間関係ならば、それもそれ。


ヘタに自己否定に走り過ぎないようにしている。
人生短いのでね。
(なお、ヨッパライ時のメール リターンは要注意デス)


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赤城山テン泊で食べた美味しいもの

テント内で写真を撮ると、どうしても美味しくなさそうになってしまので嫌なのだけど、「どうやって焼いているの?」と質問をもらったので、ご参考まで。

自分は100均の網焼きにアルミホイルを敷いている(直焼すると貼り付き過ぎるのでね)。

今回、椎茸に醤油を垂らして焼いてみたら、美味しかった! おすすめです。
山トモのみりん干しも焙ってみたら更に美味に。寒い季節は暖かいというだけで、とてもおいしく感じるんだね。
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今回がんばった煮玉子。
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飲み過ぎた翌日の棒ラーメンでも、この玉子のおかげで評判よし! がんばった甲斐あり。

山行前夜でも、玉子を茹でて漬け汁に入れておけば登山中に美味しくできあがるので、これはやってみる価値あり。作り方も簡単です。
雪山の朝食は棒ラーメン 煮玉子を仕込み中 - Climb every mountain

そして、今回感動したのは、山ガールくんが作ってくれた、ガレット・ド・ノア。
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赤城ビジター センターのストーブで暖まりながら、コーヒーと共にいただいた。
おいしい・・。愛ですね。
いつもありがとう!


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薄雪の赤城山 山頂にテン泊してプチ縦走

3年ぶり、3回目の冬の赤城山。からっ風で有名な群馬県百名山だ。
JR前橋駅11:40発の赤城ビジターセンター行きのバスに乗車。車窓から見える景色にはまったく雪なし! うえー、どうなっちゃうの?と思ったが、せっかく来たのだからとにかく登ってみなくては。
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まだ氷が薄そうな大沼。いつもはワカサギ釣りのテントが色とりどりなんだけれど。
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赤城山は連峰で、「赤城山」という山があるわけではない。今回は最高点である黒檜岳の登山口からツボ足で取りつく。いきなり急登、そして年末年始のダラケタ体にはテント泊装備がずっしり重い・・・・・・・


途中のビュー ポイントから富士山がくっきり!テンションが上がる。赤城山から富士山を見ることができたのは初めてだ。
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赤城山最高点の黒檜岳。前に来たときは看板がほとんど埋もれていた。いやはや、ほんとうに雪が少ない。
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少し先のビューポイントからは、谷川、上州武尊、日光白根、至仏山、燧ケ岳(たぶん)などが神々しく聳える。うー、いいねぇ! いつか行きたい!


山頂に戻り、この日はここでテント泊。15時を少し回っていて、ここでスペースがあったのはラッキーだ。

誰もいない山頂を貸切ってのびのび宴会。
なんて贅沢なんだろう。
風のない穏やかな夜。真っ黒な夜空に満天の星、そして眼下には市街地の煌めく灯りが。
なんて、なんて、贅沢なんだろうね・・


翌日はテントを撤収し、駒ケ岳から鳥居峠経由で小地蔵、長七郎山へプチ縦走。駒ケ岳から先は昭文社地図にないルートだが、ピンクテープが貼られ、足跡もしっかり。
ベテランのリーダーはツボ足で通したが、黒檜からの凍った下りは自分には無理で、アイゼンをつけさせてもらった。

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ヤマテン情報通り、1月3連休の中日から天気は崩れる。長七郎に登った時には、ガスで周囲は真っ白に。

赤城ビジターセンターに戻り、「富士見温泉ふれあい館」で暖まって帰京。
(ビジターセンターで割引クーポンをゲット。¥510とお安いのがさらに¥410に!)



今回も楽しい雪山でメンバーに感謝!

改めて思ったのが歩行技術。
あの凍った下りをノーアイゼン+25㎏超歩荷で歩けるリーダーに心服する。自分は重さに負けてヨロヨロ、アイゼン+ストックでなんとか歩く状態だった。
もっともっと強く、いいや、安全に歩けるようにならなくては。




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